女子ゴルフ菅沼菜々、持病「広場恐怖症」の苦悩説明「自力で外に出られない状況が…」
女子ゴルフの国内ツアー開幕戦・ダイキンオーキッドレディス(沖縄・琉球GC)が5日まで行われ、申ジエ(韓国)が優勝した。昨年のメルセデス・ランキング8位ながら出場せず、9日開幕の明治安田生命レディスで初戦を迎える菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)がブログを更新。「病気(広場恐怖症)の都合で、2試合目の高知から出場させていただきます」などと記し、広場恐怖症についても説明している。
開幕戦は出場せず、9日開幕の明治安田生命レディスで初戦
女子ゴルフの国内ツアー開幕戦・ダイキンオーキッドレディス(沖縄・琉球GC)が5日まで行われ、申ジエ(韓国)が優勝した。昨年のメルセデス・ランキング8位ながら出場せず、9日開幕の明治安田生命レディスで初戦を迎える菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)がブログを更新。「病気(広場恐怖症)の都合で、2試合目の高知から出場させていただきます」などと記し、広場恐怖症についても説明している。
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以前から広場恐怖症であることを公表していた菅沼。「病気について色々聞かれることがありますが、まだ治っていないです……」と記し、広場恐怖症についてよく聞かれることも明かした。
広い場所がダメだと勘違いされることもあるようで「そういうことでは無いのです。パニック障害の一種ですが、名前の由来は私も専門家じゃないのでよく分かりませんが。(笑)色々な方がいらっしゃいますが私の場合は、公共の乗り物に乗ることが困難です。電車 飛行機 船 ヘリコプターなど……自力で外に出られない状況があると発作が起きます」と説明した。
開幕戦が行われる沖縄に移動するには、公共の移動手段を使わなければならなかった。「日常生活に問題はあまりありません。でも、プロゴルファーとしての日常生活には問題大ありですが」と苦悩をつづった。
「色々な治療法を試しています!克服するために頑張っていますが、なかなか良くなるのは難しくて、でも上手く付き合って、無理せず、できる限り頑張っていきたいと思います」と、現在も治療中であることを明かした。「たくさんの方の協力があって今があります。本当にありがとうございます。早く克服できるように頑張ります」と周囲に感謝していた。
昨年ツアー初優勝こそならなかったものの、トップ10入りは15度。ファンの人気も高く、JLPGAブライトナーにも選ばれている。「JLPGAをもっと盛り上げてもっとたくさんの方に女子ゴルフの魅力をお伝えできるように、成績もSNSも、色々頑張っていきます」と意気込んでいる。
(THE ANSWER編集部)