大谷に「楽しんで来い」と伝えたネビン監督

　いよいよ8日に開幕を迎える野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）。各国に米大リーグのスター選手が名を連ねる中、日本の大谷翔平投手への期待は高まるばかりだ。日本ファンだけでなく、所属のエンゼルス指揮官も注目。「本塁打打ったら面白い絵文字を送る」と語るなど、ファンの一人と化している様子を世界野球ソフトボール連盟（WBSC）公式サイトが伝えている。

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　今回のWBCはMLB各球団から多くの選手が各国代表として出場。エンゼルスも大谷や米国代表マイク・トラウト外野手などを送り出している。3月末のMLBシーズン開幕前の重要な時期ではあるが、エンゼルスのフィル・ネビン監督は特に大谷の活躍を楽しみにしているようだ。

　WBSC公式サイト英語版の記事では、ネビン監督が1992年バルセロナ五輪に米国代表として出場したことに触れた上で、ネビン監督の談話を紹介。大谷には「楽しんで来い」と言って送り出したことを明かしている。大谷がプレーする日本代表の試合開始時刻は米国時間の早朝だが「目覚ましをセットしますよ」とライブ観戦する意向だ。

　ネビン監督は「皆と同じように私もオオタニを見るのを楽しみにしている。彼がいなくて寂しいが、戻って来てくれるのを楽しみに待っている」と語り、「もし本塁打を打ったら彼に面白い絵文字を送ることになるだろうね。それか君たちが送ってくれるようなショート動画でもいいね」とお茶目な発言が飛び出すなど、WBCに関してはすっかり一人の大谷ファンと化している。

　大谷のWBC初戦となる中国戦は日本時間9日午後7時プレーボール。米国では早朝5時だが、どんな反響が見られるのか。