英競馬に“謎の一頭”が出現 馬群の前を横切るレース映像に海外驚愕「衝突したら…」
2日に英ニューカッスル競馬場で行われた「トップ・オッズ・エブリデイ・ウィズ・ベットUKハンデキャップ」(4歳上、AW約2050メートル、7頭立て=1頭取り消し)で、レース中に驚きの光景が見られた。最後の直線で各馬が叩き合いを演じる中、ゴール前で“闖入者”が出現。瞬時に馬群の前を横切った映像を英専門メディアが公開すると、海外ファンから「もし衝突していたら…」といった声が寄せられている。
英ニューカッスル競馬場で行われたレース
2日に英ニューカッスル競馬場で行われた「トップ・オッズ・エブリデイ・ウィズ・ベットUKハンデキャップ」(4歳上、AW約2050メートル、7頭立て=1頭取り消し)で、レース中に驚きの光景が見られた。最後の直線で各馬が叩き合いを演じる中、ゴール前で“闖入者”が出現。瞬時に馬群の前を横切った映像を英専門メディアが公開すると、海外ファンから「もし衝突していたら…」といった声が寄せられている。
一瞬の出来事だった。最後の直線で、この日が復帰戦となった17歳の新鋭ビリー・ロックネイン騎手のジーロット(騙5)が抜け出し、各馬が叩き合いを繰り広げる。すると、黒い影が馬群の前を横切った。よく見ると、それは一頭の小鹿。あっという間に内柵の中に駆け抜け、先頭のジーロットとの接触は避けられた。
英紙「ミラー」は「ティーンエイジャー・センセーションのビリー・ロックネインが復帰戦勝利のレースで、シカがトラックを横切る」との見出しでこの珍事を報道。「ハロンに差し掛かった途中で競走馬の前を鹿が横切り、柵の下へと突進していった」「ゴスフォーク・パーク競馬場は周りに鹿が放牧されていることで知られているが、競馬場は鹿を監視するためのスタッフを雇っている」などと状況を説明している。
英衛星放送「スカイスポーツ」の競馬専門ツイッター「アット・ザ・レーシーズ」は最後の叩き合いを正面からとらえた動画を公開。海外ファンからは「鹿と鳥が同時に横切るオッズはどれくらいだったんだろう?」「もし馬がクラッシュして勝てなかったら、なぜ返金がないんだと文句が出るかも」といったコメントが書き込まれている。
(THE ANSWER編集部)