「ここはなんて国なんだ!」 来日中のラグビー世界的スターが日本で受けた親切に感激
ラグビーの世界的スターが日本で触れた親切に感謝した。自身のツイッターでエピソードを明かし、「ここはなんて国なんだ!」と感激の胸中を吐露。海外ファンからも「素晴らしい国と人々だ」と同調の輪が広がった。
子供のために探していたお菓子を売っている店に女性が10分歩いて案内
ラグビーの世界的スターが日本で触れた親切に感謝した。自身のツイッターでエピソードを明かし、「ここはなんて国なんだ!」と感激の胸中を吐露。海外ファンからも「素晴らしい国と人々だ」と同調の輪が広がった。
日本人の“おもてなし”に感激したのは、元オーストラリア代表の名手マット・ギタウだ。
自身のツイッターで2月25日から日本に滞在していることを明かしていたギタウは、3月1日に「助けが必要です。子供のためにどこで買えますか?」と日本語で記し、明治産業のお菓子「パチパチパニック」の商品画像を掲載。欲しがっている子供のために情報提供を求めた。
そして、翌2日になると、今回のエピソードを明かした。
「ここはなんて国なんだ! 私が子供たちのお気に入りのこのスペシャルなお菓子を求めているときに、そのお店でとある女性が買い物をしていた。そのお店には売られていなかったから、女性は私と一緒に10分歩いて売っているお店に連れていってくれたんだ。ありがとう」
100円均一ショップ「ダイソー」の前で大量の「パチパチパニック」を購入し、ご満悦の表情を浮かべた自身の様子と商品の実物を2枚の写真で掲載した。どうやら、最初に探しに行った店で居合わせた女性が事情を知り、わざわざ10分歩いて「ダイソー」まで案内してくれたようだ。
ほっこりとするエピソードに海外ファンからも好意的な反応が寄せられている。
「私と妻も似たような経験がある。若いカップルが目的地と逆方向なのに私たちを電気屋まで連れていってくれた。30~40分の投資。日本大好き」
「私もキョウトで似た経験がある。女性に道を尋ねたら、『ついて来て』と言って2キロも一緒に歩いてくれた。日本最高!」
「あなたに同意。素晴らしい国と人々だ」
「最高の国と人々」
ギタウは強豪オーストラリア代表として通算103キャップを誇り、2015年ワールドカップ(W杯)イングランド大会で準優勝した世界的スター。2017年から4シーズン、トップリーグのサントリー(現・東京サントリーサンゴリアス)に所属し、日本に馴染み深い。
最後は米国でプレーし、今年2月に40歳で引退を発表したばかり。今回の滞在中にはかつてのチームメートらと多くあったようで、その後の投稿では「日本への短い訪問でしたが、本当に気に入りました! 戻ります」と帰国することを明かしている。
(THE ANSWER編集部)