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日本人FWによる「滅多に見ない」紳士的行動 古橋の接触後に英紙驚き「信じられない」

海外サッカー、スコットランドリーグ1部セルティックのFW古橋亨悟は現地時間26日に行われたスコティッシュ・リーグカップ決勝のレンジャーズ戦で2得点の活躍。チームを2-1の勝利に導き、2年連続11度目の優勝をもたらした。チームの全得点を挙げた一方で、英紙は試合中に見せた紳士的行為に言及。「滅多に見られないスポーツマンシップ」と称している。

セルティックの古橋亨悟【写真:ロイター】
セルティックの古橋亨悟【写真:ロイター】

レンジャーズとの“オールドファーム”で見られた光景

 海外サッカー、スコットランドリーグ1部セルティックのFW古橋亨悟は現地時間26日に行われたスコティッシュ・リーグカップ決勝のレンジャーズ戦で2得点の活躍。チームを2-1の勝利に導き、2年連続11度目の優勝をもたらした。チームの全得点を挙げた一方で、英紙は試合中に見せた紳士的行為に言及。「滅多に見られないスポーツマンシップ」と称している。

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 自然な仕草だった。「オールドファーム」と呼ばれるレンジャーズとのダービーマッチ。スコアレスで迎えた前半21分に珍しい光景が見られた。センターライン付近からのロングフィードに抜け出した古橋は相手GKアラン・マクレガーと1対1のチャンスを迎えたが、ペナルティーエリアに侵入してからバランスを崩してシュートはヒットせず、マクレガーと重なるような形で倒れ込んだ。

 主審はノーファウルとしてプレーを続行。PKを主張してもおかしくはなかったが、すぐに立ち上がった古橋は主審に向かって両手で円を描くジェスチャーを見せ、GKのプレーがボールへのチャレンジで、ファウルではなかったことを示した。

 この行為を英紙「ザ・サン」は「フェアプレー セルティックのスター、キョウゴがレンジャーズとのビアカップ決勝で審判にPKではないと伝える」との見出しで記事を展開。「レンジャーズとセルティックの激しいライバル関係では言うまでもなく、サッカーでは稀に見る信じられない瞬間は試合序盤に起きた」と報じた。

 その中で「セルティックのファンはPKを求めて叫んだが、キョウゴは審判へ向かって、レンジャーズのGKが彼ではなく、ボールに触れていたことをジェスチャーで伝えた」と古橋の行為に言及。「ファンは滅多に見られないスポーツマンシップについてSNSで驚きを表している」と伝えている。

 試合はこの後、前半終了間際と後半11分に古橋がゴールを決め、セルティックが2-1で勝利。ゴールだけでない古橋の振る舞いが光った一戦だった。

(THE ANSWER編集部)

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