【W杯 夢の跡】歴史変えたVAR C.ロナウドの“肘打ち”の決定的1枚に賛否「レッドカードを劇的脱出」
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で、ファンの記憶に残った名珍場面を振り返る「W杯 夢の跡」は最終日。今回は今大会から導入されたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)。最新テクノロジーにより、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの“肘打ち”が1次リーグ・イラン戦でイエローカードを下された。英メディアは決定的瞬間の画像を公開し、海外ファンに波紋を呼んだ。
「W杯名珍場面総集編」―初採用されたVAR、ロナウドのプレーに賛否分かれる
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で、ファンの記憶に残った名珍場面を振り返る「W杯 夢の跡」は最終日。今回は今大会から導入されたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)。最新テクノロジーにより、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの“肘打ち”が1次リーグ・イラン戦でイエローカードを下された。英メディアは決定的瞬間の画像を公開し、海外ファンに波紋を呼んだ。
【画像】「カードにもならない」?「退場がふさわしい」? 海外ファンも賛否真っ二つ…ザ・サンが公開したロナウドの“肘打ち決定的瞬間”の一枚
波紋を呼んだのは、1-0で迎えた後半38分。ボールとは関係ない場面だった。ロナウドは体を寄せてきたDFモルテザ・プーラリガンジと競り合った際、相手を払いのけるような動作をすると、次の瞬間、プーラリガンジは顔を押さえ、ピッチに倒れ込んだ。これを受け、イラン側は抗議。主審はVARで確認の後、イエローカードを下した。
決して強い当たりには見えず、ロナウドもこれには苦笑い。英紙「ザ・サン」のサッカー専用アカウントはツイッターでロナウドがプーラリガンジと接触する決定的瞬間の画像を公開している。確かにロナウドの腕がプーラリガンジの顔に触れてはいるが、肘が入っているかは微妙なところ。しかも、激しい接触ではなかっただけに通常の競り合いと捉えられてもおかしくはない。
投稿では「クリスティアーノ・ロナウドがオフ・ザ・ボールのエルボーの後にレッドカードを劇的に脱出」とつづられ、さらに、米スポーツ専門局「FOXスポーツブラジル」は「プーラリガンジとの競り合いで、CR7は退場になるべきだった? 1:はい 2:いいえ」と公式インスタグラムにつづり、アンケートを実施した。
退場否定派は「これは何でもないよ」「カードにもならないと思う」「2人にイエロー、これが正しい」「イエローで妥当だったと思う」、退場肯定派は「レフェリーは甘かった」「乱暴な行為だよ、退場がふさわしい」と賛否が分かれていた。
今大会は決勝のフランス―クロアチアでもVARにより、PKが認定され、決勝ゴールが生まれた。運用については今後も議論されるだろうが、W杯の歴史を変える大会となったことは間違いない。
(THE ANSWER編集部)