大谷翔平、新ルール抵触の証拠動画を持ちだした米記者「走者なしで最もテンポが遅い」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が今季から導入される新ルール「ピッチクロック(投球間時間制限)」に抵触する恐れがあると、米記者が懸念を示した。昨季の投球動画付きで指摘。「走者なしで最もテンポが遅い」「彼はテンポを合わせる必要がある」と声が上がっている。
ピッチクロック抵触の恐れ
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が今季から導入される新ルール「ピッチクロック(投球間時間制限)」に抵触する恐れがあると、米記者が懸念を示した。昨季の投球動画付きで指摘。「走者なしで最もテンポが遅い」「彼はテンポを合わせる必要がある」と声が上がっている。
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昨季のアストロズ戦、6-0の2回無死走者なし。画面下にはタイムが表示され、大谷が捕手からボールをもらってから投げるまでの時間が計測されている。どれも15秒を超え、20秒に至るものもあった。試合時間短縮のため、今季から導入される「ピッチクロック」。捕手から球を受けてから、走者なしは15秒、ありの時は20秒以内に投げなければ、1ボールが宣告される。
動画をツイッターに公開したのは、米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のダニー・ヴィエッティ記者。「昨年、ショウヘイ・オオタニは走者なしで最もテンポ(投球間隔)が遅く、走者ありでは3番目に遅かった(球数10000以上の選手で)」と紹介した。さらに「新しいピッチクロックにより、オオタニはテンポを少し合わせる必要がある」と指摘している。
ヴィエッティ記者は返信欄に続けてコメントを残した。
「カメラがオオタニがボールを受けるところを映していなかったため、いくつかの投球は省かれているということを頭に入れておいて。そのため、いつクロックがスタートしたのか知ることは不可能だ」