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“日本のカリー”富永啓生に「それで恋に落ちた」 ネブラスカ大HCを虜にさせた能力とは

米大学バスケットボール、NCAA(全米大学体育協会)1部ネブラスカ大に所属する富永啓生の評価が高まっている。抜群の成功率を誇る3ポイントを武器に、ここ4試合で計98得点を記録。NBAスター、ステフィン・カリーに例える米メディアもあり、カリー本人もSNSで反応するなど話題に。その活躍はネブラスカ大のヘッドコーチ(HC)、同僚も認めるところで、称賛の声が上がっている。

米バスケ、ネブラスカ大に所属する富永啓生【写真:Getty Images】
米バスケ、ネブラスカ大に所属する富永啓生【写真:Getty Images】

米放送局が3分超の特集動画を投稿

 米大学バスケットボール、NCAA(全米大学体育協会)1部ネブラスカ大に所属する富永啓生の評価が高まっている。抜群の成功率を誇る3ポイントを武器に、ここ4試合で計98得点を記録。NBAスター、ステフィン・カリーに例える米メディアもあり、カリー本人もSNSで反応するなど話題に。その活躍はネブラスカ大のヘッドコーチ(HC)、同僚も認めるところで、称賛の声が上がっている。

 米放送局「ビッグ10ネットワーク」は「ニックネーム:日本のステフィン・カリー。背番号:30」と題した富永の特集動画を公式ツイッターに投稿。3分を超える映像では富永のインタビューのほか、ネブラスカ大のフレッド・ホイバーグ・ヘッドコーチHCも登場した。

 富永は桜丘高(愛知)卒業後にNJCAA(全米短期大学体育協会)のレンジャー・カレッジに進学し、2021-22シーズンからネブラスカ大へ編入。同年の東京五輪には3人制バスケットボール日本代表として出場した。ホイバーグHCは「ケイセイは最大の舞台(東京五輪)でプレーした。だから、非常に自信に満ち溢れているんだと思う」と東京五輪で培った経験が転機になったと評した。

「彼は3on3で母国を代表し、コート上で最高の選手だった。私の元アシスタントが『この男を見てくれ。今まで見た中でも最高のシューターだぞ』と言って、日本でのハイライトを見せてきたんだ」と回顧。「彼は3ポイントシュートをどこからでも次々と成功させていたよ。それで恋に落ちたんだ。自分が指揮した中で最も成功を収めたのが、どこからでもシュートを決めるチームだった。それでケイセイに惹かれたんだ」と振り返った。

 また、インタビュー映像にはチームメートの4年生サム・グリーセルも登場。富永について「彼は試合がよく見えている。分析の時に僕らの言っていること全ては理解していないだろうけど、コンセプトを知っているし、バスケに関することならとてもよく理解している」と理解力の高さを認めていた。

(THE ANSWER編集部)


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