大谷翔平の元同僚、再び二刀流に挑戦へ ローレンゼン「エ軍は打たせてくれなかった」
米大リーグ・エンゼルスからタイガースに移籍したマイケル・ローレンゼン投手が、再び二刀流への意欲を示した。大谷翔平投手の元同僚は、エンゼルスでは投手に専念。新天地では打者にも挑戦するため「スイングを改善した」などと告白している。米地元紙が報じている。
タイガースに移籍したローレンゼン
米大リーグ・エンゼルスからタイガースに移籍したマイケル・ローレンゼン投手が、再び二刀流への意欲を示した。大谷翔平投手の元同僚は、エンゼルスでは投手に専念。新天地では打者にも挑戦するため「スイングを改善した」などと告白している。米地元紙が報じている。
ローレンゼンは2019年には73試合に登板したが、外野手としてもプレーし53打席で1本塁打を放っている。18年には34打席で4本塁打を放つなど打率.290をマーク。19年9月4日のフィリーズ戦では、リリーフ登板後に中堅を守っただけでなく、本塁打も放って「勝利投手&本塁打&外野手でプレー」の珍記録を達成したことでも知られる。
2021年オフにレッズからFAとなり、エンゼルスに加入。大谷と同僚となることでも話題になったが、エンゼルスでは投手に専念する形となり、打者としての出場はなかった。今季はタイガースと契約したが、エンゼルスでの日々に思うところがあったようだ。
米ミシガン州地元メディア「Mライブ」は「タイガースの新加入投手マイケル・ローレンゼンは打てることを知っている それを証明する機会を求めている」との見出しでローレンゼンの談話を紹介。二刀流への再挑戦について触れている。
記事内でローレンゼンは「エンゼルスは昨年、自分に打たせてくれなかった。挑戦し続けたけど、彼らはやらせてくれなかったんだ。だからここでも挑戦し続けるよ。違った返事がもらえるか見てみよう」と心境を吐露。「野球に夢中なんだ。人生を通して中堅だった。メジャーでも中堅になるはずだった。自分にとっては、メジャーで投手を務めているのが奇妙なんだ」と野手としての思いを語っている。
打席に立つことを求め「(この冬)スイングを改善したんだ。バットの軌道をね。かなり良い感じだよ」とすでに調整を進めているという。「チャンスがあれば打者としても成功できると思う」と手応えもつかんでいる。
(THE ANSWER編集部)