米投球分析家が注目「唯一無二のリリースだ！」

　ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）が3月に開幕する。日本代表に選出されたNPB屈指の右腕に米投球分析家が脚光を浴びせた。「世界一好きな球の一つ」と動画を公開すると、米ファンから「wow。打者の幸運祈るよ」「オーマイグッドネス」と驚きの声が上がっている。

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　大会から約1か月前に早くも注目を集めたのは、オリックスの山本由伸投手だった。2021年の東京五輪で侍ジャパンのユニホームを纏い、マウンドに立ったシーン。投じられた白球は打者の手前で大きく変化し、バットは空を切った。リリースの瞬間にクローズアップした映像では、親指がボールの真後ろに添えられていた。

　動画をツイッターに公開した米投球分析家ロブ・フリードマン氏は、文面に「ヨシノブ・ヤマモトのカーブは世界で一番好きな1球の一つ。唯一無二のリリースを見て！」と称賛まじりに投稿。優勝を争うライバル・米国のファンから「wow。打者の幸運祈るよ」と嘆き節のコメントのほか、「オーマイグッドネス」「落ちた」「親指の位置が興味深いね」と興味を持った様子のコメントが寄せられている。

　山本は昨年、2年連続でパ・リーグMVPと沢村賞を受賞。エースとしてオリックスの日本一に貢献した。WBCでは大谷翔平、ダルビッシュ有ら各国から恐れられる強力投手陣の一員として世界一奪還を目指す。