“ネクスト三笘薫”候補にベルギー記者「数字上はミトマ以上」 同じ道辿る21歳FWとは
海外サッカー、英1部プレミアリーグのブライトンで活躍する日本代表MF三笘薫。特にW杯後の活躍が称賛を浴び、市場価値も急上昇していると海外メディアに報じられている。米メディアは“ネクスト三笘”になり得る21歳のコートジボワール出身FWに注目。「ミトマと同じ道を辿っている」と伝えている。
三笘同様、ベルギーに期限付き移籍したFWアディングラ
海外サッカー、英1部プレミアリーグのブライトンで活躍する日本代表MF三笘薫。特にW杯後の活躍が称賛を浴び、市場価値も急上昇していると海外メディアに報じられている。米メディアは“ネクスト三笘”になり得る21歳のコートジボワール出身FWに注目。「ミトマと同じ道を辿っている」と伝えている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
キレとスピード満点のドリブルで相手DFを脅かし、試合終盤の劇的ゴールでも称賛を浴びている三笘。Jリーグ川崎からブライトンに加入したが、2021-22シーズンは期限付き移籍したベルギーのユニオンSGでプレー。その後の飛躍につなげている。
米スポーツメディア「ジ・アスレチック」は「ブライトンのヤシン・アヤリとシモン・アディングラについての計画(そして、彼らがプレーしなくても関係ないワケ)」との見出しで記事を掲載。デンマークのノア・シェランからブライトンに加入し、そのままユニオンSGに期限付き移籍したアディングラについて「現在プレミアリーグを沸かせているカオル・ミトマと同じ道を辿っている」と伝えている。
記事では「ミトマが昨季同じクラブで期限付き移籍していた際のように、アディングラは現在ベルギーリーグ首位のゲンクから7ポイント差の2位につけるクラブで左ウィングバックで起用されている」と、三笘との共通点を指摘。「アディングラのスタッツには目を見張るものがある。ベスト16入りを決めているヨーロッパリーグを含めた全コンペティション通算で32試合に出場し、10得点、8アシストをマーク。ブライトンが欧州カップ戦への出場の夢を叶えた時には、その経験は有益だろう」と実力も評価している。
ベルギーの地元紙「Nieuwsblad」でユニオンSG番を務めるトマ・カミ記者の評価も記事では掲載されており、「彼はとても上手くやっている。アディングラは素早く、優れたドリブラーで決定力もある。数字上ではミトマの昨季(29試合で8得点、4アシスト)を上回っている」としている。
ただ、カミ記者は「私はミトマの方が感銘を受けた。彼(三笘)の方が優れた選手だと思う」と三笘の方を高評価している様子。それでも「アディングラはまだ21歳で、まだ多くのポテンシャルを秘めている」と今後の成長に期待していることも感じさせていた。
(THE ANSWER編集部)