大谷翔平は「まだ半分しか力発揮してない」 米136勝元投手が示す進化のカギとは
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は昨季、自己最多15勝を挙げ、防御率2.33、219奪三振。軒並みキャリアハイを記録した。今季の活躍にも期待がかかる中、米元投手はさらなる進化を確信。「まだ半分しか力発揮してない」「デグロム級になれる」と絶賛している。
メッツなどで活躍したダーリング氏が大谷を絶賛
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は昨季、自己最多15勝を挙げ、防御率2.33、219奪三振。軒並みキャリアハイを記録した。今季の活躍にも期待がかかる中、米元投手はさらなる進化を確信。「まだ半分しか力発揮してない」「デグロム級になれる」と絶賛している。
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米MLB専門局「MLBネットワーク」の番組「MLBトゥナイト」に出演したのは、現役時代メッツなどで活躍し、通算136勝を挙げたロン・ダーリング氏だった。同局公式ツイッターが公開した動画内で、ダーリング氏は大谷が投手としてすでに全盛期を迎えているか聞かれると「近づいてすらない。彼はそれほど良い選手なのだ」と成長途上であることを強調した。
ダーリング氏は、2018年の大谷のルーキーイヤーから振り返り。「まだ短いキャリアの中で、彼は学びの瞬間を経験し、自分の技術について非常に真剣に向き合っている」「彼は向上を続け、投球を巧みに操るようになった」と説明した。昨季にスライダーの投球数が増加したことにも注目。このように成長に期待した。
「彼はまだ真っ直ぐを高い確率で使ってさえいない。彼が100マイル(約161キロ)の真っ直ぐとスライダーの織り交ぜ方を覚えたら、ジェイコブ・デグロム級のイニング、登板、先発が見られるだろう」
大谷が、サイ・ヤング賞を2度受賞している現役屈指の名手にも劣らぬ投手になるポテンシャルがあると断言したダーリング氏。「彼はまだ半分しか力発揮してない。打者からアウトを奪う方法についてもう少し賢くなれば、三振数は減るかもしれないが、真っ直ぐもスライダーと同じくらい投げられるようになって長い回を投げられるようになるだろう」と投手としての能力に太鼓判を押していた。
(THE ANSWER編集部)