石垣島キャンプの映像に注目

　野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の開幕が来月に控える中、NPBに所属する侍ジャパンの代表選手たちは各球団で調整を進めている。そんな中、エンゼルス大谷翔平投手の熱狂的マニアとして知られる米国のアナリストが、あるNPB選手に注目。「彼は絶対的なスターになる」と紹介し、米ファンからも「怪物だ」「スムーズな動きがいい」などと反響を集めている。

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　米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリストのベン・バーランダー氏がツイッターで注目したのは、日本が誇る怪物右腕だった。「名前を学ぼう。彼は絶対的なスターになる」と動画を引用しながら伝えたのは、ロッテの21歳・佐々木朗希投手だった。

　ベン氏はMLBのサイ・ヤング賞右腕ジャスティン・バーランダー投手の弟で、自身のポッドキャスト番組で大谷翔平のコーナーを設けてしまうなど熱狂的マニアとして知られる。石垣島キャンプのブルペンで、セットポジションから力強いボールを繰り出している佐々木朗については「昨年は完全試合を達成し、次の試合でも8回まで完全試合で降板した。103マイルを投げる。日本代表としてWBCでマウンドに上がる」と、4月10日オリックス戦で完全試合を達成したことなどを紹介した。

　昨年、既に米国でも話題になっていた佐々木朗だが、バーランダー氏の紹介には改めて米ファンから「スムーズな動きがいいね」「怪物だ」「野球ファンはすでに彼の名前知ってるよね」「最短でいつ米国に来られるんだ？」などと反響が集まっていた。また日本のファンからも「世界が朗希くんを見てる」「Benさんが、ロウキくんを紹介してる」などとコメントが寄せられた。