1月29日のFA杯リバプール戦で見られたシーン

　海外サッカー、イングランド1部プレミアリーグのブライトンに所属する日本代表MF三笘薫。4日（日本時間5日）のボーンマス戦では終了間際に決勝のヘディング弾を叩き込み、1-0の劇的勝利に導いた。好調が続く中、三笘が被害を受けた後に“お返し”をした動画が話題に。海外ファンからは「詩的な正義」「因果応報だ」といった反響が寄せられている。

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　痛々しさの後に劇的シーンを生んだ。注目を集めているのはクラブ公式YouTubeチャンネルで公開されたショート動画。1月29日（同30日）に行われたリバプールとのFAカップ4回戦で、まずは前半終了間際、左サイドで三笘が仕掛けた際、カバーに入った相手DFイブラヒマ・コナテの左手が、パンチのような形で三笘の顔面に入った。三笘はちょっと痛そうに顔を抑えていたが、プレーを続行した。

　動画では続いて、後半アディショナルタイムに三笘が決めた“空中ダブルタッチ弾”が流れた。冷静なフェイントで相手を翻弄し、2-1の劇的勝利に導いたことで海外ファン、メディアに衝撃を与えたシーン。ゴール後に歓喜の表情でベンチに向かう様子が収められていた。

　ブライトン公式YouTubeチャンネルが「カオルを怒らせるな！」との文面で公開すると、6日時点で280万回以上再生される大反響に。三笘が“顔面パンチ”の後に結果でやり返す、スカッとする結末に海外ファンからは「暴力でしかミトマを止められない」「詩的な正義だ」「ネイマールだったら顔押さえて倒れてた」「因果応報だ」「ミトマが全く気にせずに勝っちゃうのいいよね」「この男は特別だ」といったコメントが集まっている。