井上尚弥の標的フルトンの“左ボディー”に米期待「栄養士つけた?ライト級に見える」
ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級統一王者スティーブン・フルトン(米国)の練習の様子が注目を集めている。前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)のスーパーバンタム級転向初戦の相手として、米メディアで名前の挙がる王者。“強烈左ボディー”を放った画像を公開すると、米ファンから「対イノウエという最高の試合の準備ができているな」と期待の声が上がった。
フルトンの肉体に米注目
ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級統一王者スティーブン・フルトン(米国)の練習の様子が注目を集めている。前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)のスーパーバンタム級転向初戦の相手として、米メディアで名前の挙がる王者。“強烈左ボディー”を放った画像を公開すると、米ファンから「対イノウエという最高の試合の準備ができているな」と期待の声が上がった。
フルトンが左ボディーを放った。防具をつけた練習パートナーにタトゥーの入った左腕を突き刺す。背筋が隆起し、汗を光らせた。幼い子の前でマットに仰向けになったシーンや、蓄えた髭の奥で笑みを浮かべたものも。ジムで汗を流したようだ。
4枚の画像をツイッターに公開したフルトンは、文面に「欲しいものは何でも手に入れにいく」と記して投稿。キックボードのような絵文字を添えた。米ファンからは興奮した様子のコメントなどが上がった。
「未来のP4P王者」
「クールボーイはそういうやつだ!」
「フルトンは対イノウエという最高の試合の準備ができているな」
「栄養士つけてる? 135ポンド(ライト級)に見える」
「チャンピオンが迫ってくる!」
フルトンはプロ19戦目の2020年1月にWBO王座奪取。同11月にWBC王座を奪い、2団体統一を果たした。28歳で戦績は21勝(8KO)。身長169センチは井上を4センチ上回る。井上は1月13日に4つの世界バンタム級王座返上を表明。具体名を伏せながら、対戦したい相手は「4人」と明かしていた。その後、WBOで世界スーパーバンタム級1位にランクされ、フルトンの指名挑戦者となる権利を得た。