女子バスケ町田瑠唯、WNBAミスティクスと再契約せず 2人の「Rui」がワシントン去る
米女子バスケットボール(WNBA)のワシントン・ミスティクスは1日(日本時間2日)、日本代表として2021年東京五輪銀メダルの原動力となった29歳の町田瑠唯と双方合意の上、再契約する権利を放棄したと発表した。
東京五輪銀メダル獲得の原動力
米女子バスケットボール(WNBA)のワシントン・ミスティクスは1日(日本時間2日)、日本代表として2021年東京五輪銀メダルの原動力となった29歳の町田瑠唯と双方合意の上、再契約する権利を放棄したと発表した。
町田は東京五輪で通算75アシストをマークし、アシスト王に輝いた。PGとして国際バスケットボール連盟(FIBA)選出の大会オールスターファイブにも選出され、ドライブと華麗なパス捌きで話題を呼んだ。五輪後の2022年、Wリーグ富士通レッドウェーブからWNBAミスティクスに移籍した。
ミスティクスは米プロバスケットボール(NBA)・ウィザーズとの姉妹チーム。ウィザーズ公式ツイッター日本語公式アカウントでは、町田の写真やプレー映像などの動画を公開したミスティクスの投稿をリツイート。「町田選手、#DCFamilyの一員になってくれてありがとうございました!これからも応援しています」とつづり、町田への感謝の意を示した。
日本人4人目のWNBAプレーヤーとなった町田は、渡米1年目にレギュラーシーズン全36試合に出場。プレーオフにも出場した。1試合平均12.9分の出場で、平均1.8得点、1.1リバウンド、2.6アシストだった。ウィザーズに所属していた八村塁が1月23日にレイカーズに移籍し、町田もミスティクスと再契約せず。これでワシントンから2人の「Rui」が去ることになった。
(THE ANSWER編集部)