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欧州サッカーでルール逆手の“頭脳プレー” GK咄嗟の判断に海外賛否「汚いトリック」

海外サッカーで咄嗟の判断が賛否両論となっている。スローインしようとする選手を横目に、相手GKが別のボールを投げ入れて“妨害”。邪魔された選手は怒ってGKにボールを投げつけた。危機的状況を防ぐための行動だったようだが、一連の流れが動画で公開されると「賢い動き」「IQレベル:1000」「このプレーは大嫌い。フェアじゃない」「汚いトリック」などと海外ファンから様々なコメントが書き込まれている。

フェイエノールトのGKジュスティン・バイロー【写真:Getty Images】
フェイエノールトのGKジュスティン・バイロー【写真:Getty Images】

海外サッカーで起こった珍プレーに注目「4Dチェス」

 海外サッカーで咄嗟の判断が賛否両論となっている。スローインしようとする選手を横目に、相手GKが別のボールを投げ入れて“妨害”。邪魔された選手は怒ってGKにボールを投げつけた。危機的状況を防ぐための行動だったようだが、一連の流れが動画で公開されると「賢い動き」「IQレベル:1000」「このプレーは大嫌い。フェアじゃない」「汚いトリック」などと海外ファンから様々なコメントが書き込まれている。

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 29日に行われたオランダ1部エールディビジ、トウェンテ―フェイエノールト戦。前半38分頃、トウェンテのMFヴィルヒル・ミシジャンが左タッチライン際を駆け上がった。ここでフェイエノールトのGKジュスティン・バイローは大きく飛び出し、スライディングでクリア。ボールはタッチラインを割ったが、ゴール前はがら空きとなった。

 当然、ミシジャンはチャンスと見て、急ぎ試合を再開させようとボールボーイにボールを要求。ピンチのGKバイローがここで咄嗟に“妨害”を図った。自分がクリアしたボールを即座に手にし、ピッチ上に投げ入れて試合の再開を遅らせたのだ。

 ピッチ上には、ボールは1つしか存在してはいけないというルールを逆手にとった行動。怒ったミシジャンはボールをバイローに向かって投げつけた。バイローはこの行為でイエローカードを受けたが、失点を防ぐことに成功した。

 英紙「ザ・サン」は「フェイエノールトのGKが汚いトリックでゴールを防ぐところをご覧あれ」と題した記事を掲載。米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー専門アカウントもインスタグラムで「このGKは4Dチェスをプレーしている」「IQレベル:1000」と添えて動画を投稿した。

 海外ファンからは「GKは天才! フェアプレーかどうかはさておき、賢い!」「これはPKになるべき」「レッドだ」「頭がいいGK」「こんな醜いプレーを称えるのは止めろ!」などと賛否様々な声が寄せられた。試合は1-1の引き分けに終わっている。

(THE ANSWER編集部)

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