FAカップ4回戦のリバプール戦で決勝弾

　海外サッカー、英1部プレミアリーグのブライトンに所属する日本代表MF三笘薫が29日、リバプールとのFAカップ4回戦の後半アディショナルタイム（AT）で決勝弾。2-1の勝利に導いた。またも苦杯を喫したリバプールのファンサイトでは「カオル・ミトマと契約してくれないか」と“難敵”の獲得を懇願している。

　スゴ技を披露した三笘の実力を、敵も認めている。1-1の後半AT、ゴール前の三笘が“空中ダブルタッチ”から決勝弾。三笘は14日（日本時間15日）のリーグ戦でもリバプールを相手に先制点を演出。3-0の勝利に貢献していたが、この日も厄介な相手であり続けた。

　フォロワー193万を誇るリバプールのファンサイト「Empire of the Kop」の公式ツイッターは「ルイス・ディアスやダーウィン・ヌニェス、タキ・ミナミノのときのように、カオル・ミトマと契約してくれないか。彼は私たち相手のここ2試合であまりに良かった」と獲得を熱望。活躍ぶりに脱帽していた。

　海外メディアによると、ブライトンと4年208万ポンド（約3億3400万円）の契約を結んでいる三笘。次のステップが早くも注目される中にあるが、悪夢を見せられた英国のサポーター側からも異例といえる意見が上がっていた。