八村塁も誤審に苦言「目の前だった」 レブロン怒った勝敗左右のシーン「明白すぎる」
米プロバスケットボール(NBA)は28日(日本時間29日)、レイカーズが敵地セルティックス戦に121-125で敗れた。この試合の第4クォーター(Q)最後のプレーで、勝敗を左右する誤審が発生。出場していた八村塁も審判に苦言を呈したが、米メディアは「容赦のない反応」「加入2日であまりに多くのドラマを経験している」と八村の移籍2戦目に注目している。
セルティックス戦で後味の悪い誤審
米プロバスケットボール(NBA)は28日(日本時間29日)、レイカーズが敵地セルティックス戦に121-125で敗れた。この試合の第4クォーター(Q)最後のプレーで、勝敗を左右する誤審が発生。出場していた八村塁も審判に苦言を呈したが、米メディアは「容赦のない反応」「加入2日であまりに多くのドラマを経験している」と八村の移籍2戦目に注目している。
「あまりに明白 セルティックス戦のレブロンへのとんでもないファウルの見逃しが、ルイ・ハチムラの容赦のない反応を引き起こす」との見出し記事で報じたのは、米メディア「クラッチポイント」だった。
105-105の同点で迎えた第4Q残り3秒、まさかのシーンが生まれた。レブロン・ジェームズが試合を決めるレイアップを狙った場面で、相手のテイタムがレブロンの左手を叩いた。得点はならず、明らかなファウルでフリースロー獲得かと思われたが、笛は吹かれず試合はオーバータイムに突入。怒りのレブロンはコート上で全身を震わせたが、判定は覆らなかった。
結局レイカーズは121-125で敗れたが、名門にトレードで加入後2戦目となった八村が、誤審に苦言を呈する動画を同メディアが紹介している。
「あれは明白すぎる。僕の目の前だった。みんな(腕を叩く)音も聞こえていたし、みんな見ていた。そして、レフェリーの目の前で起こった」
会見で誤審のシーンを振り返った八村。記事では「ハチムラはロサンゼルス・レイカーズの一員となってからまだ数日しか経っていないが、彼はすでにあまりにも多くのドラマを経験している。レブロンの決勝プレーが明確な誤審で、長年のセルティックスとレイカーズのライバル対決は物議で傷物になった」と伝えている。
そして「最前列でこのプレーを見ていたハチムラは試合後、判定についてはっきり言い放った」とファウルを訴えた仲間を支持する姿勢を明確にしたことについても、記事では注目していた。米スポーツ専門局「ESPN」のデイブ・マクメナミン記者のツイッターによると、この試合の主審エリック・ルイス氏は、試合後に「接触はあった。あのとき私たちはファウルを見えていなかった。審判団はミスを犯した」と誤審を認めていたという。
(THE ANSWER編集部)