大谷翔平が逆に“移籍しない球団”を米考察 酷評された球団「オオタニに何を支払う?」
米大リーグで今季終了後にフリーエージェント(FA)となり、去就が注目されるエンゼルス・大谷翔平投手。新天地として複数の球団が取り沙汰される一方で、米メディアは逆に“移籍しない球団”を考察している。
米メディアが「可能性が最も低い15球団」を予測
米大リーグで今季終了後にフリーエージェント(FA)となり、去就が注目されるエンゼルス・大谷翔平投手。新天地として複数の球団が取り沙汰される一方で、米メディアは逆に“移籍しない球団”を考察している。
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さまざまな噂が流れた昨夏に移籍せず、昨季終了前に球団と年俸3000万ドル(約43億4000万円)の1年契約を結んだ大谷。今季開幕はエンゼルスで迎えるとはいえ、今季終了後にFAとなるため、投打に活躍を続ける二刀流に対して複数の球団から熱視線を浴びている。
米スポーツ専門局「FOXスポーツ」は「ショウヘイ・オオタニの宝くじ:MLBで彼と契約するチャンスのある球団ランキング」との見出しで、移籍先としての可能性が高い球団をランク付け。同率の1位にメッツとドジャース、3位にパドレス、4位にヤンキースとこれまでも噂のあった球団を挙げた一方で「稀代の名選手を獲得する可能性が最も低い15球団を見てみよう」と、逆に“移籍しない球団”をフォーカスしている。
記事内でまず名前が挙がったのはナショナルズ、ガーディアンズ、ロッキーズの3球団。
ナショナルズ「球団のオーナーシップは不安定な状況。フアン・ソトを6か月前にトレードし、未来がはっきりしない。5億ドルをオオタニに払うチームのように聞こえるか?」
ガーディアンズ「ホセ・ラミレスとオオタニがコンビを組んだコメディは見たいが、クリーブランドのオーナーは金を払わないだろう」
ロッキーズ「コロラドは1930年代の米国と重なる。孤立し、失敗している。ほかのどのチームよりもトレードが少なくFAでも大枚をはたくことはごく稀。それに、そこで何が起こっているのか誰も知らない」
この3球団以下だったのがアスレチックス。「アスレチックスはオオタニに何を支払う? 借用書と、ウォリアーズの無料チケット、そして2028年にチームが移転する際のベガスの住宅か? オオタニはもしかしたらマネー・ボールが好きかもね」と“払えるものがない”という皮肉が込められた記述になっている。
そして、最下位にランクされたのがレッズ。「レッズは出費と勝利への献身を示していない。たった2週間前、オーナーは球団を“非営利団体”に例え、リーグ全体の保証付き契約の多さを嘆いていた。オオタニを説得できるタイプのアプローチではない」と指摘した。
○FOXスポーツ予想「大谷翔平の獲得可能性の高い球団」ランキング下位
16位 オリオールズ
17位 ダイヤモンドバックス
18位 ホワイトソックス
19位 タイガース
20位 レイズ
21位 ツインズ
22位 ロイヤルズ
23位 ナショナルズ
24位 マーリンズ
25位 ガーディアンズ
26位 パイレーツ
27位 ロッキーズ
28位 ブルワーズ
29位 アスレチックス
30位 レッズ
(THE ANSWER編集部)