12得点デビューした本拠地スパーズ戦

　米プロバスケットボール（NBA）でウィザーズからレイカーズにトレード移籍した八村塁が25日（日本時間26日）、本拠地スパーズ戦で新天地デビューを飾った。第1クォーター（Q）途中からコートに立ち、21分31秒の出場で12得点、6リバウンド、1アシスト、1スティールを記録。113-104の逆転勝ちに貢献した。第2QにはNBAの大スターで“キング”の異名を持つレブロン・ジェームズからパスを受けて得点。だが、これがヒヤリとするプレーだったことで、実況席からは思わず驚きと笑いが漏れていた。

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　豪快なシュート、とはいかなかった。第2Q残り6分6秒、自陣リバウンドを拾ってから中央で運んだレブロンは、左をフリーで走っていた八村に絶妙のバウンズパス。しかし、八村は受けた後に軽くファンブル。それでも何とか立て直してレイアップシュートを決めた。

　NBAメキシコ版公式ツイッターは動画を公開。実況席では「ハチムラがまた決めた！　あと少しでボールを後ろにこぼすところだった。しかし、対応して得点した」といった言葉の後に、驚いたように笑いも漏れた。

　レブロンとのパスを無駄にしなかった八村。88-89で迎えた第4Q残り8分33秒には八村のアシストからレブロンが3ポイントを成功し、新たな“ホットライン”を印象付けた。