八村塁、レブロンからのアシストに「その瞬間を楽しめた」 移籍2日でデビューは「奇妙な感じ」
米プロバスケットボール(NBA)でウィザーズからレイカーズにトレード移籍した八村塁が25日(日本時間26日)、本拠地スパーズ戦で鮮烈な新天地デビューを飾った。第1クォーター(Q)残り4分22秒で途中出場し、21分31秒の出場で3ポイントを含めて12得点、6リバウンド、1アシスト、1スティールを記録した。最終Qにはレブロン・ジェームズの決勝3ポイントをアシストするなど、113-104の逆転勝ちに貢献した。試合後の会見では「会場の熱気は素晴らしかった」「2日前までウィザーズの一員だったのに奇妙な感じ」などと充実感たっぷりに振り返った。
鮮烈レイカーズデビューに充実感「会場の熱気は素晴らしかった」
米プロバスケットボール(NBA)でウィザーズからレイカーズにトレード移籍した八村塁が25日(日本時間26日)、本拠地スパーズ戦で鮮烈な新天地デビューを飾った。第1クォーター(Q)残り4分22秒で途中出場し、21分31秒の出場で3ポイントを含めて12得点、6リバウンド、1アシスト、1スティールを記録した。最終Qにはレブロン・ジェームズの決勝3ポイントをアシストするなど、113-104の逆転勝ちに貢献した。試合後の会見では「会場の熱気は素晴らしかった」「2日前までウィザーズの一員だったのに奇妙な感じ」などと充実感たっぷりに振り返った。
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八村は16-24とビハインドで迎えた第1Q残り4分22秒で早くも出場。残り3分8秒ではいきなりフリースローを獲得。2本を冷静に決め、レイカーズ初得点を記録した。第2Qには自陣からの速攻でレブロン・ジェームズのアシストを受け、レイアップで得点。3ポイントも成功させた最終Qには残り8分33秒で、レブロンの逆転3ポイントをおぜん立てした。チームはこのまま逃げ切り、八村の“決勝アシスト”で白星をモノにした。
試合後の会見の様子を米スポーツメディア「ブリーチャー・レポート」が運営する「ハウス・オブ・ハイライツ」公式YouTubeが公開。冒頭は米メディアの質問に英語で答えた。「会場内の熱気が素晴らしかった。今日はチームのディフェンスが良かったと思う」と振り返った八村は、レブロン、デイビスらスターとの初共演について「ラス(ウェストブルック)とはプレーしたことがあるから、どうすればいいか分かっていた。彼らは得点力があるけど、パスも回せる。周りの御膳立てもできる。自分もチャンスを作ってもらった。彼らとプレーするのは素晴らしくなると思う」と期待を込めた。
トレード加入からわずか2日間で新天地デビュー。「2日前までウィザーズの一員だったのに、今はここでプレーしているから奇妙な感じがする。今朝、いくつかのプレーと守備について確認したけど、今日は上手くチームにフィットできたと思う。プレーコールは簡単にしてくれたし、プレーすることに集中できた」と語った八村は、環境への順応についても「正直、大変ではない。コーチングスタッフは助けてくれるし、iPadなどを使いながら新しいことを教えてくれる」「まだ1日だけど、自分にとって適応は簡単だと思う。どれくらいかかるか分からないけど」と周囲のサポートに感謝した。
特に、日本人の心を奪ったのは第2Qに速攻でレブロンからのアシストで得点した場面。「その瞬間を楽しめた」と話した八村は「素早くプレーするのが好きだし、レイカーズもそう。フィットすると思う。みんながボールを運べて、みんながパスを出せる」と振り返った。
(THE ANSWER編集部)