三笘薫、活躍支える“コミュ力” ベルギー時代の同僚が語る成長「彼の英語は上達した」
海外サッカー、英1部プレミアリーグのブライトンで活躍を続ける日本代表MF三笘薫。21日(日本時間22日)の敵地レスター戦で決めた芸術的なミドルシュートは、強烈なインパクトを与えた。昨年所属していたベルギーのクラブの元同僚は、現在の活躍に納得。当時の三笘のコミュニケーション能力の高さとともに、言葉の壁をクリアしていった様子を語った。英メディアが伝えている。
昨季までベルギー1部クラブに所属
海外サッカー、英1部プレミアリーグのブライトンで活躍を続ける日本代表MF三笘薫。21日(日本時間22日)の敵地レスター戦で決めた芸術的なミドルシュートは、強烈なインパクトを与えた。昨年所属していたベルギーのクラブの元同僚は、現在の活躍に納得。当時の三笘のコミュニケーション能力の高さとともに、言葉の壁をクリアしていった様子を語った。英メディアが伝えている。
立て続けに活躍し、英国内での注目度は増すばかりの三笘。レスター戦のミドル弾に対しての反響は大きく、元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロ氏まで「素晴らしいゴールだ」と称賛のメッセージをイタリアメディアのSNSに書き込んだほどだった。
三笘は昨季、ブライトンからレンタル移籍の形でベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに所属。当時の同僚だったDFクリスティアン・バージェスは英衛星放送局「スカイスポーツ」に対し、三笘が見せていたコミュニケーション能力の高さについて語った。
バージェスによると、加入当時の三笘について「英語をそれほど話さなかったから、彼の個人的なことについて(移籍当初)は知ることができなかった」という。「日本から来たことと、ブライトンと契約し、今僕らと一緒にいることしか知らなかった。何も知らなかったんだよ」と加えた。
バージェスは「彼は本当に良いヤツで、とても謙虚で寡黙なんだ。常にニコニコしていて、理解できなかったとしてもジョークに対して笑っていた」と三笘のキャラクターを認識。「でも、自分で話すよりも多くを理解していたと思う。少なくとも我々をそう信じさせた。彼から何かを引き出す方が難しかった」と振り返っている。
三笘の“苦悩”についても「英語をほとんど話さなかったのだから、彼にとってはかなり辛かったはずだよ。コミュニケーションが取れないのを想像してみて」と慮った。しかし「彼の英語はユニオンにいる最中に上達したよ。英語をメインに話すクラブだからね」と言葉の壁が消えていったことにも触れている。
三笘の活躍もあって、リーグ6位に浮上したブライトン。次戦は29日のFAカップ4回戦でリバプールと対戦する。
(THE ANSWER編集部)