八村塁、ウィザーズGMが語った移籍決断理由 背景にもう一人の“ドラ1”「必要としたのは…」
米プロバスケットボール(NBA)でプレーする八村塁は23日(日本時間24日)、ウィザーズからレイカーズにトレード移籍した。ウィザーズのゼネラルマネージャー(GM)は米放送局に決断の裏側を「デニにより多くの責任とプレー機会を与える必要があった」と告白している。
八村がレイカーズにトレード移籍
米プロバスケットボール(NBA)でプレーする八村塁は23日(日本時間24日)、ウィザーズからレイカーズにトレード移籍した。ウィザーズのゼネラルマネージャー(GM)は米放送局に決断の裏側を「デニにより多くの責任とプレー機会を与える必要があった」と告白している。
米地元放送局「NBCスポーツ・ワシントン」のウィザーズ専門ツイッターは、「レイカーズとの最近のトレードについてトミー・シェパードが語る」などと記し、ウィザーズのトミー・シェパードGMへのインタビュー動画を公開。見返りとして、ケンドリック・ナンとドラフト2巡目指名権3つを獲得したシェパード氏は、「トレード期限が近づく中でのチャンスだった」と語った。
ウィザーズでの4季目を過ごしていた八村について、「ルイは今季ファンタスティックだった」と称賛。「1年目はオールルーキー入り。2年目にはプレーオフのフィリー戦でビッグショットを決めた。堅実な選手だよ」と活躍を振り返った。トレードを決断した背景には「ラインナップとローテーションの変更でデニのプレーが減少していた」とデニ・アブディアの存在を挙げた。
アブディアは2020年のドラフト1巡目全体9位でウィザーズに入団した22歳。シェパード氏は「我々が未来の大きな一部だと考えている選手で、チーム随一のディフェンダー。ピックアンドロールのディフェンスはリーグでも最高の1人だ」と高評価。「我々が必要としていたのは、デニにより多くの責任とプレー機会を与えることだった」と説明した。
シェパード氏は八村の移籍を「思い出があるから、どの選手の移籍を決断する時でも辛いものだ」と振り返り。八村も自身のインスタグラムで「オーナーのテッド・レオンシスとGMのトミー・シェパードにもとても感謝しています。僕にとってオーナーとGMは素晴らしい存在でした」と思いを記していた。
(THE ANSWER編集部)