訪問先の米カリフォルニア州で柔道教室を開催

　柔道の東京五輪女子48キロ級銅メダリスト、ダリア・ビロディド（ウクライナ）がインスタグラムを更新。米国で柔道の普及活動を行ったことを報告した。日本語が書かれたTシャツを着て、子どもたちを指導する写真も公開。「私たちは世界中にこのスポーツを普及させる必要があります」と活動の意図も明かした。

　凛とした佇まいだった。米ロサンゼルス近郊のレイクエルシノアにある柔道＆柔術クラブ「SHIMERU（絞める）」を訪問したビロディド。黒地に「絞」の漢字一文字がプリントされたTシャツを着用し、その上から柔道着をまとって子どもたちと触れ合った。絞め技や寝技を指導し、サイン会も開催したようだ。

　ビロディドは自身のインスタグラムに写真を公開。コメント欄には「カリフォルニアの旅は最高でした。私の経験を子どもから大人までに共有することができて、本当に興奮しました。私のサクセスストーリーがチャンピオンを目指す人のモチベーションになれば嬉しいです。このツアーを企画してくれてありがとうございます」と記した。

　さらに「柔道は友情、敬意、団結に価値を置く偉大なスポーツです。私たちは世界中にこのスポーツを普及させる必要があります」と日本の国技でもある柔道の魅力を紹介していた。

　ビロディドは強さに加え、その美貌からモデルとしても活躍するなど人気選手として知られる。海外ファンからは「あなたに会えて最高でした。子どもたちは大喜びです」「グレート」「美しいアスリート」「会えてよかったです。やる気にさせてくれました」「あなたはロールモデルです」「シメワザが好きなの？」「誇りに思います」といったコメントが寄せられている。