千賀滉大のフォークは「振るな」 元同僚が五輪で助言も米選手「消えてしまった」
米大リーグ・メッツと5年契約を結んだ千賀滉大投手。元同僚のニック・マルティネス投手(パドレス)は東京五輪で米国代表として対戦した際のエピソードを米紙「ニューヨークタイムズ」に明かした。
ソフトバンク時代の同僚2人が証言
米大リーグ・メッツと5年契約を結んだ千賀滉大投手。元同僚のニック・マルティネス投手(パドレス)は東京五輪で米国代表として対戦した際のエピソードを米紙「ニューヨークタイムズ」に明かした。
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消える魔球だ。2021年にソフトバンクで同僚だったマルティネス。同年の東京五輪では米国代表に選出され、日本戦で千賀と対峙した。マルティネスは米国打線に対し、代名詞のフォークを「振るな」と助言。しかし、「うちの連中はひたすらフォークを振っていた」という。
マルティネスは「振るなと言ったのに」と問いただしたが、「そこまで見えていたのに消えてしまった。何も見えなかった」と返ってきたという。千賀は米国戦に予選と決勝の2試合に登板し、計3回を1安打無失点、6奪三振と完ぺきに抑えた。
また同紙は15年から20年で同僚だったリック・バンデンハーク氏のコメントも掲載。「ワールドシリーズを目指すチームがセンガをローテーションに加えたいと思うのは当然」「彼ら(メッツ)は勝者を手に入れた」と絶賛したという。“お化けフォーク”がニューヨークで開幕前から噂になっているのは確かのようだ。
(THE ANSWER編集部)