WBCで侍入り噂されるヌートバー、地元人気の上昇に米注目「存在感あるパーソナリティ」
3月に開催される野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表入りが噂される米大リーグ・カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手。米地元紙では「ラーズ・ザ・スター」と人気ぶりを指摘。“マニア”の増殖を予測している。
公開された練習動画で打球速度、自身最速をマーク
3月に開催される野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表入りが噂される米大リーグ・カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手。米地元紙では「ラーズ・ザ・スター」と人気ぶりを指摘。“マニア”の増殖を予測している。
メジャー2年目のシーズンで大ブレークしたヌートバーの「スター化」に注目しているのは米ミズーリ州地元紙「セントルイス・ポストディスパッチ」。昨シーズンは6月まで打率1割台と苦しんでいたが、後半戦に爆発。堅守に加えて打率.228、14本塁打、40打点と成績を残したヌートバーについて、記事では「ラーズ・ザ・スター」とファンからの人気ぶりに注目している。
記事では「サンディエゴで行われたウィンターミーティングでモゼリアク(カージナルス球団社長)とオリ・マーモル(監督)の間で共有されたラーズ・ヌートバーに関する信じられないほど前向きな考察に加え、スイング練習で外野手が自己最高のメトリックスを示した最近の動画がバズったことで、カージナルスファンの間で、ヌートマニアが急速に感染拡大を見せている」とオフにもかかわらず、人気が上昇しているという。
ヌートバーは米シアトルのトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」で打撃練習の動画が公開されて話題を呼んでいた。打撃コーディネーターのアンドリュー・アイデット氏は動画とともに、打球速度が自身最速の109.2マイル(約176キロ)に上昇したことを報告し、カージナルスファンは大喜びしていた経緯などから、“ヌートマニアの増殖”についてこう予測している。
「ヌートバーはレギュラーの外野手になると予想されている。おそらく中堅手だろう。存在感のあるパーソナリティから新たな注目を気にもしないだろう」
陽気なキャラクターでムードメーカーとしてファンに愛されているヌートバーだが、人間性も高く評価。記事では球団に昨季途中にヤンキースにトレードで移籍したハリソン・ベイダー外野手とヌートバーのユニフォームの交換を可能にするように呼びかけるなど、人気の上昇ぶりを伝えている。
(THE ANSWER編集部)