敗退イングランドGK、“悲しき孤独”の1枚に母国同情「サッカーは残酷になり得る」
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で準決勝・クロアチア戦で敗れ、決勝進出を逃したイングランド。120分の死闘の末、延長後半に奪われた決勝ゴールで1-2で敗れた。母国メディアは試合終了目前に守護神が広大なピッチでポツンと一人、センターサークルで立ち尽くす印象的な1枚の画像を公開。「サッカーは残酷なゲームになり得る」とつづり、サポーターに同情を誘っている。
準決勝、延長後半終了目前を捉えた画像に反響「ピックフォードのなんて大会だ」
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で準決勝・クロアチア戦で敗れ、決勝進出を逃したイングランド。120分の死闘の末、延長後半に奪われた決勝ゴールで1-2で敗れた。母国メディアは試合終了目前に守護神が広大なピッチでポツンと一人、センターサークルで立ち尽くす印象的な1枚の画像を公開。「サッカーは残酷なゲームになり得る」とつづり、サポーターに同情を誘っている。
なんとも印象的な1枚だった。英公共放送の人気番組「マッチ・オブ・ザ・デイ」が公開したのは、試合終了のホイッスルを聞く数十秒前の画像だった。
ピッチに立つイングランド守護神ピックフォード。その場所はセンターサークルだ。しかし、センターサークルの周りを含め、広大なスペースには誰もない。1-2で迎えた延長後半20分。アディショナルタイム5分を経過し、敵陣で手にしたFK。完全にラストワンプレーの場面だった。
イングランドのフィールドプレーヤー9人とクロアチアの11人が全員エリア周辺に集まった。その時、若き守護神はセンターサークルまで上がり、戦況を見つめていた。しかし、ゴール前に送られたボールは相手ボールにクリアされ、それと同時に試合終了を告げるホイッスルが鳴ったのだった。