28連勝デービス恐怖の左フック 被弾した敗者「自分がどこにいるか分からなくなった」
ボクシングのWBA世界ライト級タイトルマッチが7日、米ワシントンのキャピタル・ワン・アリーナで開催され、王者ガーボンタ・デービス(米国)がWBA世界スーパーフェザー級王者のエクトル・ルイス・ガルシア(ドミニカ共和国)に8回終了TKO勝ち。デビューからの連勝を28(26KO)に伸ばした。敗れたガルシアは「あの一発を食らったとき、自分がどこにいるのか分からなかった」とデービスの強烈な打撃を振り返っている。
デービスがエクトル・ルイス・ガルシアに8回終了TKO勝ち
ボクシングのWBA世界ライト級タイトルマッチが7日、米ワシントンのキャピタル・ワン・アリーナで開催され、王者ガーボンタ・デービス(米国)がWBA世界スーパーフェザー級王者のエクトル・ルイス・ガルシア(ドミニカ共和国)に8回終了TKO勝ち。デビューからの連勝を28(26KO)に伸ばした。敗れたガルシアは「あの一発を食らったとき、自分がどこにいるのか分からなかった」とデービスの強烈な打撃を振り返っている。
無敗のデービスと堂々の戦いを見せていたガルシア。8回残り20秒を切ったところで、左フックを被弾した。腰を沈ませて体勢を崩しながら何とか堪えるが、デービスも再び左フックで追撃。これも浴びたガルシアは、少しよろめくようにしてロープ際へ後退。このラウンド終了後にガルシアがギブアップし、デービスがデビュー28連勝を決めた。
米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」は、ガルシアのコメントを記事で紹介。大きく体制を崩した一発について、「最後のラウンドでショットを頭に食らったとき、そこからなにも見えなくなった」とぐらついたシーンを表現した。
さらに「あの一発を食らったとき、自分がどこにいるのか分からなかった。視覚は戻ってきたが、頭はまだ痛かった。右目からは見ることができなかった。あのときまでは順調だった」と、デービスの一撃の強烈さを語っていた。
(THE ANSWER編集部)