Wソックス守護神が悪性リンパ腫を公表 ヘンドリックス「がんという言葉に妻もショック」
米大リーグ・ホワイトソックスのリアム・ヘンドリックス投手が、自身のインスタグラムで悪性リンパ腫を患っていることを公表した。昨季は守護神として37セーブをマーク。オールスターで大谷翔平投手とも交流したことで話題になった。「完治させ、できる限り早くマウンドに戻ってくることに自信を持っています」と闘病の決意を記した。
昨年37セーブでオールスターに出場、大谷とも交流
米大リーグ・ホワイトソックスのリアム・ヘンドリックス投手が、自身のインスタグラムで悪性リンパ腫を患っていることを公表した。昨季は守護神として37セーブをマーク。オールスターで大谷翔平投手とも交流したことで話題になった。「完治させ、できる限り早くマウンドに戻ってくることに自信を持っています」と闘病の決意を記した。
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ヘンドリックスはオーストラリア出身の33歳。2011年にツインズでメジャーデビューし、ホワイトソックスでは21年から2年連続で30セーブ以上をマーク。メジャーでは通算471試合で31勝34敗、115セーブを記録している。
ヘンドリックスはインスタグラムで「最近、私は非ホジキンリンパ腫と診断されました。“がん”という言葉を聞いて、毎年何百万という家族がそうであるように、妻と私もショックを受けました」と正直な胸の内をつづった。
続けて「しかしながら、私はこの闘いを受け入れ、人生の他の障壁に立ち向かってきたときと同じ決心を持って、この新しい難題を乗り越えると決意しました。治療は明日から始まりますが、完治させ、できる限り早くマウンドに戻ってくることに自信を持っています。妻や家族、チームメートやシカゴ・ホワイトソックス球団のサポートと、医師による治療とケアがあれば、これを乗り越えられると私は知っています」とも記した。
ホワイトソックスも公式ツイッターで反応。「日曜日の午後、リアム・ヘンドリックスは明日から非ホジキンリンパ腫の治療を開始すると発表した。私たちはみんなあなたの味方だよ、リアム」と記し、多くの米ファンからエールが記されている。
昨季はオールスターゲームにも選出され、会場で大谷と交流したことでも話題に。米スポーツ専門局「ESPN」のマーリー・リベラ記者は「個人的に好きな昨日の出来事はリアム・ヘンドリックスがショウヘイ・オオタニの写真をお願いしたことだ」と自身のツイッターで紹介。ヘンドリックスが大谷に「オレの妻が君のこと好きなんだ。写真撮ってくれるかな?」などと語ったことも伝えていた。
(THE ANSWER編集部)