オーストラリアの競馬場でハプニング

　オーストラリアの競馬場で、出走予定馬が放馬。発走が大幅に遅れるアクシデントが起きた。無事に係員によって確保されたが、まさかの場所に日本のファンも「暑かったんやな」「レース前に散歩したくなっちゃったんだね」などと驚きの声を上げている。

　ハプニングは7日、オーストラリアのゴールドコースト競馬場で起きた。出走予定だったプリンセスルナーが放馬。オーストラリア紙「ヘラルドサン」によると、騎手のティーガン・ハリソンを振り落とし、外柵を突き破って行ったという。向かった先はなんと運河。水辺に足を踏み入れると、どことなく楽し気な足取りになった。

　飛び跳ねるようにして水深の深い位置まで達するも、構わず水しぶきをあげて進んでいった。その後、追いかけた係員がようやく確保。上半身裸で水の中に浸かり、手綱を持ってなんとか戻したという。

「ヘラルドサン」は「レースの開始は遅れたが、プリンセスルナーが無傷だったのは素晴らしいニュースだ」と、無事であったことを伝えた。ツイッター上でも映像が公開されており、日本のファンからは「るんるんでお水に入って行く足取り」「怪我しなくてよかったね」「オーストラリアは今夏だし、暑いから水浴びしたかったんだろうね」「関係者の皆様はヒヤヒヤしたでしょうね」「心配を他所にお馬さん楽しそうで笑う」「暑かったんやな」「レース前に散歩したくなっちゃったんだね」などと反響が集まっていた。