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「年齢は単なる数字」フェデラーが復活に手応え、「膝の状態は過去のもの」

男子テニスのBNPパリバ・オープン2回戦で世界ランキング10位のロジャー・フェデラー(スイス)が同81位のステファン・ロベール(フランス)にストレート勝ちを収めた。危なげなく初戦を突破した危なげない勝利を挙げた35歳のベテランについて、ATP公式サイトも大きく伝えている。

BNPパリバ・オープン初戦突破、万全アピール「素晴らしい状況にある」

 男子テニスのBNPパリバ・オープン2回戦で世界ランキング10位のロジャー・フェデラー(スイス)が同81位のステファン・ロベール(フランス)にストレート勝ちを収めた。危なげなく初戦を突破した危なげない勝利を挙げた35歳のベテランについて、ATP公式サイトも大きく伝えている。

 フェデラーのこの日の相手が36歳のロベールということもあり、ベテラン同士のマッチアップに注目が集まった。全豪オープンで劇的な復活Vを遂げたフェデラーは終始優位に試合を運び、第1セットを6-2、第2セットを6-1とロベールを寄せ付けず、わずか51分で初戦を突破。次戦以降に余裕を持って戦える状況となった。

 この快勝劇は、フェデラー本人も納得の出来だったようだ。記事の中で「彼と対戦できたこと、これだけの大きな大会で偉大な選手たちと戦えることはいいことだよ。それはテニスを続けるにあたってとてもモチベーションになる。年齢は単なる“数字”でしかないことにもなるしね」とベテラン同士の戦いが実現したことを喜びつつ、「膝の状態はもう過去のもので、素晴らしい状況にある。もう(膝について)考えなくても、話をする必要すならないと思っている。だから私はとてもいい形で試合を進められたんだと思うよ。次の試合に進むと別のマッチアップが待っているから、また適応する必要性があるけどね」と状態の良さを強調している。

 今大会は世界5位の錦織圭(日清食品)や2位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)ら上位陣が順当に初戦突破する一方で、1位のアンディ・マレー(イギリス)、7位のマリン・チリッチ(クロアチア)が早くも敗退するなど波乱も起こっている。劇的な復活を遂げたテニス界のレジェンドは再び世界トップに君臨するため、同大会に懸ける思いは強いようだ。

【了】

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images


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