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「日本の高校サッカーで唯一無二のFK」 6人の選手が取った行動に英紙注目「自ら発明」

全国高校サッカー選手権で、今年も高川学園(山口)が海外から熱視線を浴びた。2日の3回戦で東山(京都)と対戦。選手が手をつないで、グルグル回るフリーキック(FK)を披露した。昨年も話題となった奇策に英紙「ガーディアン」は「自ら発明したテクニック」と注目している。

全国高校サッカー選手権で生まれたプレーが今年も海外でも称賛されている(写真はイメージです)【写真:荒川祐史】
全国高校サッカー選手権で生まれたプレーが今年も海外でも称賛されている(写真はイメージです)【写真:荒川祐史】

高川学園が今年も海外で話題に

 全国高校サッカー選手権で、今年も高川学園(山口)が海外から熱視線を浴びた。2日の3回戦で東山(京都)と対戦。選手が手をつないで、グルグル回るフリーキック(FK)を披露した。昨年も話題となった奇策に英紙「ガーディアン」は「自ら発明したテクニック」と注目している。

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 0-2で追いかける後半21分。高川学園は、ゴール正面からFKを得た。壁の前で3人の選手が膝立ちし、相手GKの視界を遮断。ボールの前では3人の選手が手をつないで輪を作ると、踊りながら回転し、手を放して走り出すと、3人目のFW山本吟侍が右足を振り抜いた。ボールは枠を外れて得点とはならなかったものの、観客を沸かせた。

 同紙は「日本の高校サッカーチームが唯一無二のFKルーティンで失敗」との見出しで実際の動画を公開した。「日本の高川学園高校のサッカーチームは、自ら発明したテクニックを使ってFKを蹴った」と説明。「このチームが奇妙な戦略を使ってバズったのは初めてではない」と、前回大会でも同じような奇策から得点し、「トルメンタ」(スペイン語で嵐の意味)の名前で話題となったことを伝えていた。

「トルメンタ」が不発に終わった高川学園はこのまま0-2で敗戦。2大会連続4強入りとはならなかったが、大会を盛り上げた。

(THE ANSWER編集部)


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