亀田興毅氏「破壊力ある」 重岡銀次朗と戦う王者の一撃体験「ミニマム級と思えない」
ボクシングのIBF世界ミニマム級5位・重岡銀次朗(ワタナベ)が6日、エディオンアリーナ大阪で同級王者ダニエル・バラダレス(メキシコ)に世界初挑戦する。3日は大阪・KWORLD3ボクシングジムでバラダレスが練習を公開。ミットを持った興行主の元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏は、「ミニマム級とは思えないパワー」と驚きを口にした。興行はABEMAが6日午後1時から無料生配信する。戦績は23歳の重岡が8勝(6KO)、28歳のバラダレスは26勝(15KO)3敗1分け。
重岡銀次朗の対戦相手バラダレスが練習を公開
ボクシングのIBF世界ミニマム級5位・重岡銀次朗(ワタナベ)が6日、エディオンアリーナ大阪で同級王者ダニエル・バラダレス(メキシコ)に世界初挑戦する。3日は大阪・KWORLD3ボクシングジムでバラダレスが練習を公開。ミットを持った興行主の元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏は、「ミニマム級とは思えないパワー」と驚きを口にした。興行はABEMAが6日午後1時から無料生配信する。戦績は23歳の重岡が8勝(6KO)、28歳のバラダレスは26勝(15KO)3敗1分け。
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強烈なミット音が響いた。亀田氏はドラムミットを構え、バラダレスに右ボディーを要求。ドスンと音を響かせると、「ビックリした!」「ええパンチやん」と驚いた。続けて左フック、左ボディー、右ストレートも数発ずつ。「パンチあるなぁ」「ミニマムか?」と目を見開いた。
初防衛戦のバラダレス。亀田氏は「世界チャンピオンとして凄く落ち着きがあった。パンチも破壊力がある。ミニマム級とは思えないパワーがある」とコメント。昨年12月には重岡の公開スパーリングでもミットを持っており、「パンチの仕方は違う。銀次朗選手はスピードが圧倒的。刺してくるようなパンチを打ち込んでくる。バラダレスは破壊力がある。コンディションがいいみたいです」と比較していた。
これまで重岡が「5回以内に倒す」とKO宣言をしていたことに対し、バラダレスは会見で怒りを露わに。亀田氏は「ビッグマウスだった。なかなか言うなぁと思います」と振り返った。
重岡はミニマム級でWBOアジア・パシフィック王座を2度、日本王座を1度防衛した。アマチュア戦績は56勝1敗だったが、兄・優大(ワタナベ)との直接対決で初回のゴング直後に棄権したのが唯一の黒星。U-15時代も含め、事実上の“生涯無敗”を続けている。12月には、王者について「頭を近づけてくるのが危ない。荒めのメキシカンボクサーでスタミナがある印象」と警戒していた。
今回は亀田氏が主催する「3150FIGHT Vol4」に登場する。メインイベントでは、WBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(ワタナベ)が2度目の防衛戦として同級2位メルビン・ジェルサレム(フィリピン)と対戦。ABEMAがダブル世界戦を無料生配信する。
(THE ANSWER編集部)