英サッカーで「最悪」のタックルが物議 英17歳MFがじん帯断裂、全治9か月に監督非難
21日に英国で行われたサッカーの試合で、17歳の有望な選手が悪質なタックルにより前十字靭帯を断裂。全治9か月の大怪我を負ったことで物議を醸している。故障した選手が所属するチームの監督は「私がサッカー場で見てきたものの中で、最悪のプレーだ」と相手のタックルを強く非難した。
FAユースカップで退場処分に
21日に英国で行われたサッカーの試合で、17歳の有望な選手が悪質なタックルにより前十字靭帯を断裂。全治9か月の大怪我を負ったことで物議を醸している。故障した選手が所属するチームの監督は「私がサッカー場で見てきたものの中で、最悪のプレーだ」と相手のタックルを強く非難した。
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1部プレミアリーグ・レスターのU-18チームと、ウルヴァーハンプトンのU-18チームが対戦したFAユースカップ。ボールを保持したレスターの17歳MFウィル・アウヴェスが体勢を崩したところに、前方から相手DFカーデン・ボイスが左足でタックル。スパイクの裏をまともにアウヴェスの右ひざに入れたようで、アウヴェスは倒れこんだ。
ボイスは揉みくちゃにされ、その後にレッドカードで退場処分となった。英ラジオ局「トークスポーツ」は「アウヴェスはボイスから恐ろしいタックルを受けた」「ボイスは飛び上がった状態で、アウヴェスの膝にぶつかった。チームメイトが集まって揉みくちゃとなり、ウルブスのDFはすぐにレッドカードが提示された」と記事で報じている。
また、レスターのブレンダン・ロジャーズ監督は「とても悲しい」「私たちは若い才能を失った」「彼は翌日のユースカップの試合に出たがっていたので、プレーしたんだ」などと語ったほか、「私がサッカー場で見てきたものの中で、最悪のプレーだ」と強く相手のタックルを非難している。
アウヴェスは前日のカラバオ・カップにも出場するなど、将来を期待された存在。英紙「ミラー」によると、このタックルで前十字靭帯を断裂し、全治9か月と診断されたと伝えられている。
(THE ANSWER編集部)