打倒「BIG4」へ、錦織が痛感する課題とは「様々なことに取り組んでいる」
サーブ、ストローク、メンタル面…「様々なことに取り組んでいる」
「彼らには多くの経験がある。試合の中で自分たちのレベルをいかに上げるかを心得ている。自分たちは厳しい瞬間に立ち向かわなければいけない」
また、「僕は様々なことに取り組んでいる。テニスに関してはサーブとストロークには修正の余地があります。メンタル面でいえば、こういう大きな大会で優勝する強さがなければいけない」とも語っており、技術面や精神面で成長する必要性を掲げている。
「ここ最近の2つの大会はそれぞれ1週間半の間で行われる。でも、毎日タフな相手と戦わなければいけない。メンタル的にもフィジカル的にもタフでなければいけない。マスターズを優勝するにはジョコビッチやアンディや他のトップ10の選手を倒さなければいけない」
記事の中でそう意気込みを示している27歳。頂点に上り詰めるには心身両面のタフさが必要となる。錦織は今季、悲願のビッグタイトルをつかめるか。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images