日本サポーターのゴミ拾いは「最高の文化」 W杯の振る舞いを英紙称賛「大会の伝統だ」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)はアルゼンチンの36年ぶりの優勝で幕を閉じた。英紙「ガーディアン」は話題となった場面を振り返り大会を総括。日本サポーターのゴミ拾いを「最高の文化」と称賛している。
英紙が大会振り返り、逆再生動画にも注目
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)はアルゼンチンの36年ぶりの優勝で幕を閉じた。英紙「ガーディアン」は話題となった場面を振り返り大会を総括。日本サポーターのゴミ拾いを「最高の文化」と称賛している。
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青いユニホームが清掃の輪を広げた。日本が戦った全4試合はもちろん、今大会の開幕戦でもサムライブルーのユニホームを着た日本のサポーターが試合後、客席でゴミを拾う姿が目撃された。SNS上に実際の動画や画像が投稿されると瞬く間に拡散。世界中で話題となり、フランス、モロッコ、ガーナ、サウジアラビアなど他国のサポーターも追従し、海外メディアでも多く取り上げられた。
「ガーディアン」は「猫、ポップスター、ロッカールームでの論争:カタールW杯のハイライト」と見出しを打って大会を振り返った。日本サポーターのゴミ拾いを「最高の文化」と脚光を浴びせ、「大会の伝統:日本のファンが清掃する姿が(SNSで)バズった」と前回ロシア大会に続いて振る舞いが注目を集めていたことを紹介した。
記事では、「同時に拡散されたのは、笑いのためにファンが逆再生した映像だった」と英国記者がツイッターで公開した悪質動画にも言及。文面に「日本のファンが笑いながらバッグからゴミを取り出してスタジアム中に置いていく動画。恥ずべきシーン」と記された投稿は、海外ファンから「彼のアカウントを通報しよう。永久追放に値する」「恥ずべきなのはあなただ」と批判の的となっていた。
(THE ANSWER編集部)