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日本はW杯で「優雅さと品格示してSNSで勝利」 清掃活動にアジアのライバル国からも称賛

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)はアルゼンチンの36年ぶりの優勝で幕を閉じた。W杯アジア最終予選で激闘を繰り広げた日本のライバル国オーストラリアの公共放送「SBSスポーツ」は、大会中にSNS上で話題となった瞬間を特集。日本サポーターのゴミ拾いを「優雅さと品格を示した」と称賛している。

清掃活動にアジアのライバル国からも称賛【写真:ロイター】
清掃活動にアジアのライバル国からも称賛【写真:ロイター】

豪放送局が大会を振り返り「日本のファンはシミひとつ残さず去った」

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)はアルゼンチンの36年ぶりの優勝で幕を閉じた。W杯アジア最終予選で激闘を繰り広げた日本のライバル国オーストラリアの公共放送「SBSスポーツ」は、大会中にSNS上で話題となった瞬間を特集。日本サポーターのゴミ拾いを「優雅さと品格を示した」と称賛している。

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 今大会も多くの日本サポーターが現地へ応援に駆けつけた。試合中の大声援もさることながら、注目を集めたのは試合後の清掃活動だった。客席に残り、捨てられたペットボトルなどを拾って青いゴミ袋に入れていた。実際の画像や動画がSNS上に投稿されると瞬く間に拡散。世界中で話題となった。

 大会終了後、「SBSスポーツ」は「2022年W杯で最もバズった瞬間の数々」と題した特集記事を掲載。日本サポーターのゴミ拾いを振り返り、「優雅さと品格を示し、スタジアムに残ってゴミを拾う動画がバズった時、日本のファンはソーシャルメディアで勝利を収めた」と注目すると、「日本はドイツに2-1で勝利した後、ファンはスタジアムにシミひとつ残さず去った」とピッチ外での行いにも賛辞を送っていた。

 記事では、「他国が残していった国旗を拾い上げ、座席の上に置いたり、持ち帰ったりする姿が見られた」と敬意のこもった国旗の扱いにも脚光。「見事なホスピタリティが世界中のサッカーファンに、このスポーツの美しさと団結力を思い出させた」と伝えていた。

(THE ANSWER編集部)


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