メッシ「優勝したら次のW杯まで代表ユニ着る」 39歳で6度目出場意欲発言を代表OBが証言
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で36年ぶりに優勝したアルゼンチン代表のFWリオネル・メッシが大会前に「もし優勝したら、代表ユニホームを次のW杯まで身に着ける」と語っていたと、前回優勝メンバーの代表OBが証言した。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じた。
86年W杯優勝バルダーノ氏が大会前インタの秘話「カメラが外れた状態で…」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で36年ぶりに優勝したアルゼンチン代表のFWリオネル・メッシが大会前に「もし優勝したら、代表ユニホームを次のW杯まで身に着ける」と語っていたと、前回優勝メンバーの代表OBが証言した。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じた。
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記事では、1986年メキシコ年大会でディエゴ・マラドーナとともに優勝したホルヘ・バルダーノ氏が、カタールW杯前にメッシが語った内容を紹介。同氏がスペインのラジオ局「カデナCOPE」で、メッシとマラドーナと類似点などについて話していた中で明かされたという。
バルダーノ氏は「W杯の前に彼にインタビューをした時、カメラが外れた状態で、彼に君は5度目のW杯をプレーするところだが、6度プレーした選手は一人もいないと、と言ったんだ。彼は私に言ったよ。『もしW杯で優勝したら(代表の)ユニホームを次のW杯まで身につけているよ』と」と語った。
その上で「メッシにそのキャパシティがあるかどうかは、(時間と共に)見えてくるだろう。サッカーは6度のW杯をプレーすることは、現実的には不可能だと証明している」とコメントし、6度目のW杯を目指すかどうかは本人次第との見方を立てた。
メッシといえば、5度目のW杯となった今大会に35歳で出場。ひと回り以上若い選手もいるメンバーたちと、念願が叶って、W杯のトロフィーを獲得した。大会前から「これが最後のW杯になる」と明かした一方で優勝後は「あと数試合は出たい」と即座の代表引退は否定していた。
次回の26年大会は大会中に39歳を迎える。メッシからすれば、バルダーノ氏に対しての発言はリップサービスが含まれていたのかもしれないが、「神の子」と言われる生けるレジェンドを少しでも長く代表選手として見続けたいというファンがいるのも事実だ。
(THE ANSWER編集部)