決勝前半で交代させられたジルーがベンチで感情爆発 海外賛否「これは賢くなかった」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は18日(日本時間19日)に決勝が行われ、アルゼンチンがフランスと延長戦を終えて3-3で決着がつかず、PK戦を4-2で制して36年ぶり3度目の優勝を掴んだ。一方、連覇を狙ったフランスは出だしから主導権を握られ、後手後手の展開。前半に交代を命じられたFWオリヴィエ・ジルーがベンチで感情を爆発させた写真を米メディアが公開し、反響を呼んでいる。
前半41分で交代を命じられたフランスFWジルー
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は18日(日本時間19日)に決勝が行われ、アルゼンチンがフランスと延長戦を終えて3-3で決着がつかず、PK戦を4-2で制して36年ぶり3度目の優勝を掴んだ。一方、連覇を狙ったフランスは出だしから主導権を握られ、後手後手の展開。前半に交代を命じられたFWオリヴィエ・ジルーがベンチで感情を爆発させた写真を米メディアが公開し、反響を呼んでいる。
よもやの前半途中交代に感情を抑えきれなかった。
フランスの連覇が懸かった決勝の舞台。今大会4得点を挙げ、決勝のパフォーマンス次第では得点王の可能性も見えていたジルーだったが、チームは試合開始直後からアルゼンチンのテンポの速い攻撃に手を焼き、前半36分までに2失点を喫した。中盤の選手も守備に終われ、前線になかなかボールも来ない展開。デシャン監督は状況を打破するために前半41分にジルーとFWデンベレをベンチに下げる荒療治に出た。
チーム事情とはいえ、不完全燃焼のまま今回のW杯が終わったジルー。引き揚げてきた際にデシャン監督と握手したものの、ベンチの前でドリンクボトルを手にすると、そのまま地面に投げつけた。
米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー専門インスタグラムは写真を公開し、「ハーフタイム前に交代させられたジルーのリアクション」と記した。
これには海外ファンから「彼をこんなに早く代えるべきじゃなかった」「交代は意味が分からなかった」といった同情の声や「これは賢くなかった」「結果、上手くいったけどね」「彼はもっといいプレーするべきだったかもね」「理解できるよ」など批判的な意見も寄せられている。
この後、フランスはエムバペのハットトリックで最後までアルゼンチンに抵抗したが、最後はPK負け。ジルーにとっては悔しさが募る結果となった。