W杯決勝で思わぬ騒動「偏見で愚かな振る舞い」 閉会式放送しなかった英BBCに怒りの声
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は18日(日本時間19日)に決勝が行われ、アルゼンチンがフランスと延長戦を終えて3-3で決着がつかず、PK戦を4-2で制して36年ぶり3度目の優勝を掴んだ。サッカー史に残る激闘は全世界に熱狂と興奮をもたらしたが、英国の公共放送「BBC」はキックオフに先立って行われた閉会式を放送せず。「BBCの愚かな振る舞い」といったファンの怒りの声を英紙が報じている。
決勝戦に先立って行われたカタールW杯閉会式
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は18日(日本時間19日)に決勝が行われ、アルゼンチンがフランスと延長戦を終えて3-3で決着がつかず、PK戦を4-2で制して36年ぶり3度目の優勝を掴んだ。サッカー史に残る激闘は全世界に熱狂と興奮をもたらしたが、英国の公共放送「BBC」はキックオフに先立って行われた閉会式を放送せず。「BBCの愚かな振る舞い」といったファンの怒りの声を英紙が報じている。
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アルゼンチンの劇的優勝で幕を閉じたカタールW杯。フランスとの決勝戦は点の取り合いとなり、PK戦までもつれ込む歴史的激闘となった。試合後の表彰式と優勝セレモニーでは初めてW杯トロフィーを手にしたメッシが歓喜。その様子は全世界に放映され、多くの感動を呼んだ。
一方で、キックオフに先立って閉会式も行われたが、BBCはこの模様を放送しなかったという。これについて英紙「デイリー・メール」は「『またもや、彼らは美徳シグナリングに忙しいんだ!』 BBCがW杯閉会式をテレビ放送せず、スタジオ内の解説者を映したことにファンは激怒」といった見出しで報じた。
記事内では、BBCは開会式も放送せずに批判を浴びていたことに言及。「しかし、BBCは閉会式も放送を拒否。カタールの疑問の残る人権記録とLGBTQ法についての政治的な動機が原因だと広く考えられている」と説明し、閉会式も視聴できなかったことに触れた。これについて同紙は「怒ったソーシャルメディアのユーザーは決断を批判している」としてファンの声を紹介した。
「BBCの偏見で愚かな振る舞いだ。ITVは素晴らしい閉会式を放送している。我々はBBCの番組に金を払っている。我々が見たい開会式と閉会式を放送しないのは彼らの権利ではない」「W杯の閉会式を放送しないBBCとリネカーの美徳シグナリングは、偽善についてすべきすべてを物語っている」などの声がネット上に上がっていたという。
(THE ANSWER編集部)