前回準VクロアチアがW杯3位 2-1で快進撃モロッコを撃破、37歳モドリッチは有終の美
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は17日(日本時間18日)、3位決定戦でクロアチアがモロッコに2-1で勝利を収め、3位に輝いた。打ち合いの展開で幕を開けたが、37歳のMFモドリッチを中心に試合巧者ぶりを見せて勝利。初の4強入りを果たしたモロッコは4位に終わった。
カタールW杯3位決定戦
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は17日(日本時間18日)、3位決定戦でクロアチアがモロッコに2-1で勝利を収め、3位に輝いた。打ち合いの展開で幕を開けたが、37歳のMFモドリッチを中心に試合巧者ぶりを見せて勝利。初の4強入りを果たしたモロッコは4位に終わった。
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前半7分、クロアチアはエリア手前のFKからペナルティエリア左に浮き球を供給。ペリシッチが中央に頭で折り返すと、走り込んだグヴァルディオルがダイビングヘッドでゴール左に突き刺した。しかしわずか2分後、今度はモロッコが右サイド敵陣中央のFKから浮き球を送ると、相手選手の頭に当たり、ボールはディフェンスラインとGKの間へ。こぼれ球をダリが頭で押し込んだ。
両チームともボール保持より、高い位置で奪ってカウンターを狙う展開。前半42分、クロアチアはペナルティエリア手前でボールを奪い返し、左前方のスペースにパスを送った。反応したオルシッチがエリア左から右足で狙い澄ましたシュートを放ち、右ポストに当たってネットを揺らした。
クロアチアの2-1で後半に突入。追いつきたいモロッコだったが、後半21分にCBエルヤミクが左足太ももを押さえて負傷交代となり、早くも5枚のカードを使い切った。再三チャンスをつくったが、クロアチアはGKリバコビッチが1対1のシュートをストップするなど決死の守りを展開。アディショナルタイムに4枚目のカードを切って時間を使うなど試合巧者ぶりを見せた。
最後のW杯の可能性が高い37歳のMFモドリッチは有終の美。チームメイトたちと順番にハグを交わし、健闘を称え合った。モロッコは終了間際のクロスボールでチャンスを演出したが、ヘディングはゴールの上をかすめるなど決め切れなかった。
前回準優勝のクロアチアは決勝トーナメント1回戦で日本をPK戦で撃破。1998年フランス大会以来24年ぶりの3位に輝いた。モロッコは格上を次々と下し、初の4強入りを果たすなど快進撃を見せていた。
(THE ANSWER編集部)