錦織、死闘直後の“粋な振る舞い”が話題「超クールな顔」「なんて素晴らしい」
テニスの4大大会第3戦ウィンブルドンは9日、男子シングルス4回戦で世界ランク28位の錦織圭(日清食品)がエルネスツ・ガルビス(ラトビア)を4-6、7-6、7-6、6-1の逆転で下し、95年の松岡修造以来、日本勢23年ぶりの8強進出を決めた。3時間28分に及ぶ死闘を制した直後、錦織が行った“ある行動”が海外メディアにも捉えられ、日本のファンに「なんて素晴らしい」「感動」「錦織の超クールな顔」などと話題を呼んでいる。
客席の日本人少年に届けた“贈り物”がネット上で話題「感動」「太っ腹すぎる」
テニスの4大大会第3戦ウィンブルドンは9日、男子シングルス4回戦で世界ランク28位の錦織圭(日清食品)がエルネスツ・ガルビス(ラトビア)を4-6、7-6、7-6、6-1の逆転で下し、95年の松岡修造以来、日本勢23年ぶりの8強進出を決めた。3時間28分に及ぶ死闘を制した直後、錦織が行った“ある行動”が海外メディアにも捉えられ、日本のファンに「なんて素晴らしい」「感動」「錦織の超クールな顔」などと話題を呼んでいる。
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実に3時間28分。右肘の痛みに耐えながら、錦織は日本勢23年ぶりの8強進出を決めた。歓喜に浸った試合後のコート上。その最中の出来事だった。
相手、審判との握手を交わし、退場の身支度を始めた錦織。客席に目をやると、おもむろに赤いバックから何やら取り出した。予備のラケットだ。すると、手に持ったまま客席に歩み寄ると日本人の子供たちの一団から一人の少年に手渡したのだ。子供は思わぬプレゼントに大喜び。しかし、錦織は表情一つ変えず、クールに元いた場所に戻って行ったのだった。
試合中に再三、日本のファンから「頑張れ!」の声が響いていた。しかし、試合直後、しかも試合中にメディカルタイムアウトを取るなど、死闘を演じても、ファンを思いやる気持ちが表れているようなシーンだった。