日本VAR弾は「錯覚説明する手作りの例で溢れた」 世界が驚いたスペイン戦に英識者称賛
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で、日本代表は2大会連続の決勝トーナメント進出を果たすも、クロアチアにPK戦の末敗れて初のベスト8進出を逃した。それでも強豪相手の大金星で世界を驚かせたが、英識者は今大会最高の試合に日本―スペイン戦を選出。「日本は一瞬で試合を変えた」と称賛している。
カタールW杯
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で、日本代表は2大会連続の決勝トーナメント進出を果たすも、クロアチアにPK戦の末敗れて初のベスト8進出を逃した。それでも強豪相手の大金星で世界を驚かせたが、英識者は今大会最高の試合に日本―スペイン戦を選出。「日本は一瞬で試合を変えた」と称賛している。
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番狂わせが大会を盛り上げた。グループリーグ第3戦、日本はスペインに先制を許すも、後半3分にMF堂安の強烈なシュートで同点に。その僅か3分後、MF三笘がゴールラインぎりぎりから折り返したボールをMF田中が押し込んで逆転勝利を収めた。
英メディア「スカイ・スポーツ」は「W杯2022:カタールでの最優秀選手、監督、ゴール、試合、瞬間をスカイ・スポーツの記者が選出」との見出しで記事を掲載。日本の大金星にも脚光を浴びせた。
同局のサッカージャーナリストのダン・ロング氏は「今大会最高の試合」に日本―スペイン戦を選出。「並外れた試合がいくつかあったが、私は日本がスペインに勝利した試合が大好きだ。スペインはアルバロ・モラタの得点でリードした後、楽々と勝利を手にしたかのように見えた」と振り返った。
ロング氏は「しかし相手はハーフタイム後に一瞬で試合を変えた」と日本の反撃に注目。「リツ・ドウアンの同点弾に、アオ・タナカの物議を呼んだ決勝弾は、ツイッター上で視点の錯覚を説明する手作りの例で溢れた」と世界中で話題となったVAR弾にも言及し、「これがスペイン代表を動揺させ、驚きのベスト16に繋がった」と称賛していた。
(THE ANSWER編集部)