大投手ロジャーの四男、野手登板で大谷から奪三振

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手との対戦が話題になった、タイガースのコディ・クレメンス外野手。自身のインスタグラムで婚約を発表したようだ。大投手ロジャー・クレメンスの四男で、野手登板した9月に打者・大谷から見逃し三振を記録。喜びのガッツポーズを見せ、翌日に記念球にサインをもらっていたことで日本のファンからも注目を集めていた。

　コディはMLB通算354勝の大投手ロジャー・クレメンスの四男。外野手登録だが、9月5日（日本時間6日）のエンゼルス戦では10点ビハインドと大差がついたため8回に登板。1死一塁で対戦した大谷を1-2と追い込むと、最後は68.4マイル（約110キロ）のボールで見逃し三振に。コディはマウンド上でガッツポーズを繰り出し、ベンチにボールを投げ、記念球として取っておくように味方に求めた。

　試合後には、大谷にサインをもらって額に入れるかも知れないと明かしたことが米記者に伝えられていたが、一夜明けてインスタグラムのストーリー機能を使い、ケースに入ったボールの画像を投稿。英語で「なんてエグイ投球なんだ！」とのメッセージと、大谷のサインが記されていた。米国でも、大谷の神対応ぶりが話題になった。

　そんなコディは日本時間16日、インスタグラムを更新。「あなたと私、2023年11月11日」と記し、お相手のジェシカ・バターフィールドさんと互いに左手の薬指に指輪をつけた写真を公開した。コメント欄には「おめでとう」「よくやった」「待ちきれないね！」と米ファンのコメントが集まっていた。