世界116位に敗北のフェデラー、まさかの波乱に「少し緊張してしまった」
男子テニスのドバイ選手権で1日、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が2回戦で世界ランク116位のエフゲニー・ドンスコイ(ロシア)にフルセットの末に敗れた。ATP公式サイトではフェデラーが初顔合わせの相手に苦しんだ様子を伝えている。
まさかの2回戦敗退、「再びプレーできたことはポジティブ」
男子テニスのドバイ選手権で1日、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が2回戦で世界ランク116位のエフゲニー・ドンスコイ(ロシア)にフルセットの末に敗れた。ATP公式サイトではフェデラーが初顔合わせの相手に苦しんだ様子を伝えている。
フェデラーは第1セットこそ6-3と取って幸先良いスタートを取ったものの、第2セット、第3セットともにタイブレークの末に落とした。同サイトは「予選から勝ち上がったドンスコイが、ドバイでフェデラーを打ち破る」とのタイトルで、波乱の一戦をトップニュースで報じた。
その中でフェデラーは「私はドンスコイのプレーについて知らなかった」と初対決となったドンスコイのプレースタイルに対応しきれなかったことを認め、「自分自身、少し緊張してしまったし、オーストリアでプレーした時のことを考えれば、自由自在にプレーできなかった。それは少し驚きでもある」と、優勝した全豪オープンに比べ、自身が精彩を欠いたとも分析している。
一方、今年復帰してからプレーし続けられている現状に満足しているようで、「私はまだ復活過程の始まりだと思っているし、好調さを感じながら大会を再びプレーできたことをポジティブに思う。また全豪オープンからの連戦でケガを乗り越えられたことも幸福に思うよ」とも語っている。
記事によると、フェデラーの次戦は現地時間9日に開幕するBNPパリバ・オープンの予定。フェデラー自身も気持ちを切り替えている様子だ。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer