ブラジルの名手カカの今 純愛婚の前妻と破局も年下モデルと再婚、SNSフォロワー1970万人
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は連日熱戦が繰り広げられている。なかには「4年に一度のW杯だけは観ている」あるいは「昔はよく見ていたけど、最近は…」という人もいるだろう。そんなファン向けにかつてW杯に出場し、話題になった海外選手をプレーバック。懐かしい“あの人”の今をお届けする。今回は2000年代のACミランで一時代を築いた名手で、W杯にも3度出場したブラジル代表MFカカ。
【W杯あの海外選手は今】06年ドイツ大会 ブラジル代表MFカカ
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は連日熱戦が繰り広げられている。なかには「4年に一度のW杯だけは観ている」あるいは「昔はよく見ていたけど、最近は…」という人もいるだろう。そんなファン向けにかつてW杯に出場し、話題になった海外選手をプレーバック。懐かしい“あの人”の今をお届けする。今回は2000年代のACミランで一時代を築いた名手で、W杯にも3度出場したブラジル代表MFカカ。
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20歳にしてブラジル代表に選出され、02年の日韓W杯にも出場したカカは、端正な顔立ちと優れた人間性を兼ね備え、多くのファンに愛された選手だった。
幼少期からブラジルの名門サンパウロで育ったカカは18歳でプロデビューし、21歳の時にセリエAの強豪ミランに移籍。キレのあるドリブルと高い決定力を武器に、長くチームの中心選手として活躍した。06-07シーズンにはゴールを量産し、UEFAチャンピオンズリーグ制覇の立役者に。07年にはバロンドール(世界年間最優秀選手賞)も受賞している。
その後レアル・マドリードでもプレーし、14年に古巣サンパウロに復帰。キャリアの晩年は米MLS(メジャーリーグサッカー)のオーランド・シティで過ごし、17年12月に35歳で現役引退を表明した。
20歳で参加した02年W杯では、1試合の出場にとどまるも優勝を経験。06年大会ではロナウド、ロナウジーニョ、アドリアーノと「カルテット・マジコ」(魔法の4人)を形成し大きな注目を集めたものの、ベスト8で敗退。10年大会では3つのアシストを記録したが、再びベスト8敗退に終わっている。
オーランド・シティで引退する際には、古巣のミランやサンパウロから選手契約を打診されていたものの、これを固辞。監督やスポーティングディレクターといった役職に興味があることを明かし、現在まで代理人業をはじめサッカーに関する様々な分野で学んでいる。
プライベートでは、05年に幼馴染のカロリーネ・セリコさんと結婚。純愛を守り抜いた末の結婚は「ベストカップル」と絶賛され、2人の子宝にも恵まれた。しかし結婚生活は長く続かず、15年に離婚。カカのアメリカへの移籍が、すれ違いのきっかけになったと言われている。
その後、カカは年下のブラジル人モデル、カロリーナ・ディアスさんと交際し、19年に再婚を発表。20年にはカカにとって3人目となる子どもが誕生している。
40歳となった今も根強い人気を集めるカカは、SNSを通じて頻繁に情報を発信。インスタグラムのフォロワー数は1969万人と、現役選手にも引けを取らない数を誇っている。
今年の9月にはベルリンマラソンに出場したことをSNSで報告。11月には世界を巡回するW杯トロフィーをアメリカに持ち込む役割を担った。今回のワールドカップでは、カタールのスポーツ専門局「beINスポーツ」のメイン解説者を務めている。
また、今年の5月にはCBF(ブラジルサッカー連盟)のアカデミーコースを修了し、Aライセンスを取得。これによりブラジルで指導を行える資格を手にしており、近い将来“カカ監督”の姿が見られることになるかもしれない。
(THE ANSWER編集部)