大荒れメッシが叫び、挑発した120分+α 集約した4枚に米賛否「傲慢」「これぞ主将」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)準々決勝でアルゼンチンがオランダに勝利し4強入りした。PK戦までもつれた試合は、両チーム合わせて18枚ものイエローカードが出される大荒れの展開に。米メディアは試合中のアルゼンチンFWリオネル・メッシの“熱い”行動に注目。4枚の写真で振り返ると、海外ファンからは「彼は傲慢」「これぞ主将だ」と賛否の声が上がっている。
カタールW杯
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)準々決勝でアルゼンチンがオランダに勝利し4強入りした。PK戦までもつれた試合は、両チーム合わせて18枚ものイエローカードが出される大荒れの展開に。米メディアは試合中のアルゼンチンFWリオネル・メッシの“熱い”行動に注目。4枚の写真で振り返ると、海外ファンからは「彼は傲慢」「これぞ主将だ」と賛否の声が上がっている。
気持ちが前面に出た。終始両軍の揉め合いが収まらなかった一戦。メッシは得点後、いかついオーラを放つオランダコーチのエドガー・ダービッツ氏らが見つめる相手ベンチに向かい、両耳に手を当てるポーズ。さらに、前日会見で挑発を受けたこともあってか、試合後にはファン・ハール監督に詰め寄る一幕もあった。
延長を含めた120分間に加え、PK戦も戦い終えたメッシは収まらない。試合後のインタビューで、イエローカードを18枚も出したマテウ・ラオス主審に苦言。試合中にも抗議を繰り返していた。ミックスゾーンでは相手選手に「何見てんだよ、バカ野郎!」と言い放ったとも海外メディアに報じられた。いずれもクラブの試合ではあまり見られない印象的なシーンだった。
米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー専門ツイッターは「アルゼンチンのユニホームを着たメッシは違う」と文面に記して、前述の4つのシーンを実際の画像で紹介した。
海外ファンからは「これがロナウドなら批判するくせに」「彼は敬意を欠いていた」「彼は傲慢だ」と批判的な声が寄せられた一方、肯定的なコメントも寄せられていた。
「これぞキャプテンだ」
「このメッシが好き」
「キング・リオだね」
大乱戦を制したアルゼンチンは13日(日本時間14日)、決勝進出をかけてクロアチアと対戦する。