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「ポルトガル人審判がいないのは奇妙」 審判批判したペペをポルトガル同僚が擁護

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は10日(日本時間11日)、準々決勝でポルトガルはモロッコに0-1で敗れ、4強入りはならなかった。39歳DFペペがアルゼンチン人主審への批判を展開したことが物議を醸す中、同僚は今大会にポルトガル人審判が不在であることを疑問視。一方で元ドイツ代表選手がペペの言動を「悪しき敗者」と断罪するなど、騒動が拡大している。

審判と言い争うポルトガルのDFペペ【写真:ロイター】
審判と言い争うポルトガルのDFペペ【写真:ロイター】

準々決勝でモロッコに敗れたポルトガル

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は10日(日本時間11日)、準々決勝でポルトガルはモロッコに0-1で敗れ、4強入りはならなかった。39歳DFペペがアルゼンチン人主審への批判を展開したことが物議を醸す中、同僚は今大会にポルトガル人審判が不在であることを疑問視。一方で元ドイツ代表選手がペペの言動を「悪しき敗者」と断罪するなど、騒動が拡大している。

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 開始直後からボールを保持する展開となったポルトガルだったが、前半42分に失点。後半、ベンチスタートだったFWクリスティアーノ・ロナウドを投入して反撃に出たが、モロッコ守備陣の粘りの前にゴールを割ることができず、大会を去ることに。これについて試合後、ペペが「昨日起きたことを考えれば、アルゼンチン人主審が担当するのは受け入れられない」「アディショナルタイムが8分しかなった」などと審判批判をしていたことを英紙「インディペンデント」が伝えていた。

 これを受け、英紙「デイリー・メール」はポルトガルMFブルーノ・フェルナンデスのコメントも紹介。「W杯で勝ち残っている国の審判が担当し、そしてポルトガルの審判がいないのはとても奇妙だ」と今大会における審判団の構成を疑問視しているという。

 一方で、ドイツのスポーツ専門局「Sport1」はドイツ公共放送「ZDF」で解説を務めたボルシアMGのMFクリストフ・クラマーが「アディショナルタイム8分はフェア」と言い、クラマーとともに2014年W杯を制したペア・メルテザッカーも「彼がこういう考えをしているなんて驚きですね」と驚いた様子で語ったと報道。「ポルトガルのスター選手による審判批判に、メルテザッカーははっきり『まさに悪しき敗者』とした」と伝えた。

(THE ANSWER編集部)


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