カメラ撮影を止めさせたイングランドGKが話題 泣き崩れる味方を守り称賛「一流だ」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は10日(日本時間11日)、準々決勝でイングランドがフランスに1-2で競り負け、2大会連続のベスト4入りはならなかった。後半に同点のチャンスがありながら、エースFWハリー・ケインがまさかのPK失敗。試合後は泣き崩れたが、同僚は毅然とした態度でメディアをガード。米ESPNが公開した写真に、海外ファンからは「真のチームメイト」「一流の振舞い」といった称賛の声が寄せられている。
カタールW杯、フランス戦後にイングランドGKが味方を守る
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は10日(日本時間11日)、準々決勝でイングランドがフランスに1-2で競り負け、2大会連続のベスト4入りはならなかった。後半に同点のチャンスがありながら、エースFWハリー・ケインがまさかのPK失敗。試合後は泣き崩れたが、同僚は毅然とした態度でメディアをガード。米ESPNが公開した写真に、海外ファンからは「真のチームメイト」「一流の振舞い」といった称賛の声が寄せられている。
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失意に暮れた。前回王者フランスと息詰まる熱戦を繰り広げたイングランド。先制されたがケインのPKで追いつき、再びリードを許しながらも後半の終盤に再びケインに同点のチャンスとあるPKが巡ってきた。しかし、強振した右足から放たれたボールは枠を捉えられず、無情にもスタンドへ。その後の反撃も及ばず、イングランドは散った。
試合後、責任を感じたケインはピッチで泣き崩れた。この様子を近くで収めようとピッチ内にカメラクルーが侵入。それを見たGKジョーダン・ピックフォードは毅然とした態度で、接近するカメラに右手を伸ばして制止した。米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー専門ツイッターは「ジョーダン・ピックフォードは、カメラマンにハリー・ケインから離れるよう頼んだ」とつづり、写真を公開すると、海外ファンからは称賛の声が寄せられた。
「リスペクト」
「この光景はキャンディーより甘い」
「真のチームメイト」
「最高だぜ」
「一流の振舞い」
「このチームは素晴らしい」
「心が痛む」
「ジェントルマン」
4年前のロシア大会では得点王に輝いたケインの悲哀。それを痛いほど感じたピックフォード。8強で終わったものの、チームの結束力を示す大会となった。
(THE ANSWER編集部)